以下の資料に関連の記述を確認しました。
・『あけぼの 栃木県立図書館報 30号 新館完成特集号』(栃木県立図書館 1972)
当館の刊行した広報紙です。「新館の完成にあたって」項に「…(略)…設計担当の吉武泰水東大教授等…(略)…」(p.2)とあります。また、「新館建設の経過」項に「昭和43年10月 栃木県立図書館設計研究会(代表者吉武泰水)へ設計を委託」とあります。
※『あけぼの 栃木県立図書館報 26-35号』(栃木県立図書館/編 栃木県立図書館 1967)として合冊製本し保存しています。
・『栃木県立図書館要覧 1972』(栃木県立図書館/編 栃木県立図書館 1972)
p.24 「施設の概要」項に「設計 栃木県立図書館設計研究会(代表者 吉武泰水(東大教授))」とあります。
・『建築文化 通巻302号(第26巻 第12号)』(彰国社 1971)
p.75-81「栃木県立図書館」の項があります。
p.75に「設計/栃木県立図書館設計研究会」とあり、「代表:吉武泰水」のほか6名の名前が確認できます。
・『栃木年鑑 昭和47年度』(栃木新聞社編集局/編 栃木新聞社編集局 1972)
p.92 「教育・文化」の「県立図書館落成」項に「…(略)…東大教授吉武博士の設計による利用者の動線を機能的に処理した近代建築で、…(略)…」
なお吉武泰水氏については、以下の資料から経歴を確認できました。
・『人物レファレンス事典 昭和(戦後)・平成編 2(2003-2013) せ~わ』
新訂増補(日外アソシエーツ編集部/編 日外アソシエーツ 2013)
p.3076 「吉武 泰水 よしたけ やすみ」の項があります
「大正5(1916)年11月8日~平成15(2003)年5月26日 昭和~平成期の建築家・建築学者。戦後の公共建築の建築計画をリードし、…(略)」