レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/03/01
- 登録日時
- 2024/01/31 00:30
- 更新日時
- 2024/02/01 11:19
- 管理番号
- 所沢柳瀬-2023-010
- 質問
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解決
伊東深水の人となりがわかる本はないか。
- 回答
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以下の資料に、伊東深水についての記載がありました。
〇『伊東深水全集 2』 伊東深水/著 座右宝刊行会/編 集英社 1982年
〇『世界大百科事典 2』 平凡社 1988年
〇『父の肖像 2』 野々上慶一/編 かまくら春秋社 2004年
〇『われ飄々』 関根将雄/著 埼玉新聞社 2002年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容検索
「伊東深水」をキーワードに所蔵検索。以下の資料に記載がありました。
〇『伊東深水全集 2』 伊東深水/著 座右宝刊行会/編 集英社 1982年
p69-78「師・深水に学んだこと」の項目に、伊東深水に師事した濱田台兒(はまだだいじ)から見た伊東深水について記載あり。
〇『世界大百科事典 2』 平凡社 1988年
p462「いとうしんすい 伊東深水」の項目に下記の通り記載あり。
「日本画家。東京深川に生まれる。名は一(はじめ)。14歳で鏑木清方の門に入り、時代と風俗は変わっても美人へのあこがれは不変であるとの考えにたって、美女を描きつづけた。江戸浮世絵の伝統をうけついだ最後の人といえよう。(後略)」
2. 後日調査による追加資料
〇『父の肖像 2』 野々上慶一/編 かまくら春秋社 2004年
p73-84「伊東深水 父の「宝物」/かわいい父」の項目に、長女朝丘雪路から見た伊東深水について記載あり。
〇『われ飄々』 関根将雄/著 埼玉新聞社 2002年
伊東深水に師事した関根将雄による回想について、下記の通り記載あり。
p71-72「「吾が師」、私なりに」の項目に、下記の通り記載あり。
「さて、未だ忘れずに私の金科玉条としている師の言葉がある。
一、和而不同
二、日新又日新
門下生約百名、皆師を中心に和気藹々。だが一旦作品となれば各人の個性を発揮すべきであるとの意を「和而不同」の四文字で訓した。(中略)
さてもう一つの言葉「日新又日新」、写生に徹すること即、日々新たな意欲に燃え自己発見の途につながる。その積み重ねが個性の芽生えとなる、という五文字。(後略)」
p106-109「深水先生との出会い」の項目に、著者が伊東深水に入門した時のエピソードと、伊東深水の俳句に関するエピソードについて記載あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本画 (721 9版)
- 日本語 (031 9版)
- 参考資料
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- 伊東深水全集 2 伊東深水/著 集英社 1982.1 721.9
- 世界大百科事典 2 平凡社 1988.3 031
- 父の肖像 2 野々上慶一/編 かまくら春秋社 2004.7 910.26 4-7740-0267-4
- われ飄々 関根将雄/著 埼玉新聞社 2002.8 914.6 4-87889-232-3
- キーワード
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- 伊東深水
- 画家
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000345664