レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年10月29日
- 登録日時
- 2022/05/17 00:30
- 更新日時
- 2022/12/29 00:30
- 管理番号
- 3A21008052
- 質問
-
解決
天王寺公園に昔あった、ドーム型の屋根の植物園について知りたい。大阪市立図書館デジタルアーカイブの絵はがき「天王寺洋式公園」や「大阪天王寺公園」にも載っていた。
開園・閉園の時期や、どういった建物だったのか。展示物についても書かれた資料はないか。
また、20年ぐらい前に訪れた時にはガラスの三角の屋根の建物に変わっていた。この建物についても知りたい。
- 回答
-
当館デジタルアーカイブの絵はがきに写っているドーム型の屋根の施設は、明治36年の第五回内国勧業博覧会で設置された温室で、「植物温室」という名称で天王寺公園に引き継がれました。
1987年に天王寺博覧会が天王寺公園で開催される際に、その建物は解体されました。
天王寺博覧会のテーマ館として建設された安藤忠雄デザインの三角屋根を有した建物が、その後、植物温室に改修されましたが、その建物も現在は解体されています。
以下の3つの項目に分けて、順に関連資料をご紹介します。
1.第五回内国勧業博覧会時に設置の温室について
2.第五回内国勧業博覧会後に開園した「植物温室」について
3.天王寺博覧会のテーマ館を使用した「植物温室」について
1.第五回内国勧業博覧会時に設置の温室について
明治36年の第五回内国勧業博覧会で設置された温室に類する施設は、「温室」「植物室」等の名称が確認できました。
(1) 国立国会図書館デジタルコレクション『第五回内国勧業博覧会案内記』 (井上熊次郎 編 考文社 明36.2) (インターネット公開) <当館書誌ID:0000466606>
https://dl.ndl.go.jp/pid/801975/1/43 (2022.12.25確認)
「◎博覧会会場案内」の項のp.19(コマ番号43)に掲載されている各陳列館の面積と位置の紹介のなかに「温室」があります。
また、巻頭(コマ番号12)に「第五回内国勧業博覧会 各館配置之図」があり、「植物室」とある建物が2棟掲載されています。上記「温室」と「植物室」が同じものを指すのかは不明です。
(2) 国立国会図書館デジタルコレクション『第五回内国勧業博覧会総説博覧会案内』 (金港堂 明36.4) (インターネット公開) <当館書誌ID:0000579998>
https://dl.ndl.go.jp/pid/802006 (2022.12.25確認)
「第五章 前回との比較及今回の特色」のp.66-67(コマ番号51)「一四、冷蔵庫及植物室」の項に「頗る完全なる植物温室及簡易植物室を設け以て園芸上に於ける温室の利用を示す」と記述があります。
「第六章 事務局の諸設備」の「二、列品館その他の建築」の項に諸建築の面積工費等の一覧があり、p.76(コマ番号56)に「植物室」と「簡易植物室」が掲載されています。
p.83-86(コマ番号59-61)「同章 四、植物室」の項に、植物室の各室の面積や室温、陳列されている植物の種類について詳述されています。
また、巻頭(コマ番号14)に「第五回内国勧業博覧会 平面図」があり、「植物室」と「簡易植物室」が記載されています。
(3) 国立国会図書館デジタルコレクション『第五回内国勧業博覧会』 (高木秀太郎 著 関西写真製版印刷出版部 明36.8) (インターネット公開) <当館書誌ID:0000604729>
https://dl.ndl.go.jp/pid/801973/1/56 (2022.12.25確認)
コマ番号56に「植物館(The Botanical Building)」、コマ番号57に「植物館内部(The Inner Part of the Botanical Building )」のモノクロ写真が掲載されています。
(4) 国立国会図書館デジタルコレクション『第五回内国勧業博覧会要覧. 上巻』 (第五回内国勧業博覧会要覧編纂所 明36.5) (インターネット公開)
https://dl.ndl.go.jp/pid/802005/1/160 (2022.12.25確認)
p.239-242(コマ番号160-163)「第四章 博覧会各館概況 冷蔵庫及び植物温室」の項目があります。植物温室のモノクロ写真が掲載されています。
2.博覧会後に開園した天王寺公園内に設置の温室について
博覧会で設置された温室は、「植物温室」という名称で天王寺公園に引き継がれ、明治37年に完成しています。(資料(5)(7)ほか)
公開された時期は下記資料(5)(6)によると大正9年とされていますが、それより前の年代の、温室に関する条例(資料(8)(9))や統計(資料(10))も確認でき、事実関係は不明です。
また、閉鎖時期について明示された資料は見つかりませんでしたが、昭和61年度の統計までは存在が確認できました(資料(17))。
(5) 『日本公園百年史 総論・各論』 (日本公園百年史刊行会/編集 日本公園百年史刊行会 1978)
p.591-592「大阪府 天王寺公園(市立)」の項に「明治三十六年、第五回内国勧業博覧会が開催されたその年、南公園設置案がなり、翌三十七年に、博覧会場跡地を利用して、博覧会から引継いだ美術館、参考館の修理、庭園、温室等の整備工事に着手した。同年末、英国式ドーム型の温室が完成したのを機会に、天王寺公園と名称を改めた」と記述があります。また、「明治三十七年につくられた植物温室は、大正九年に初めて公開されたが、昭和八年の大拡張に伴ない、温室も拡張を行ない、当時亜熱帯、熱帯植物園の八一科六三一種が植栽されていた」と記述があります。
(6) 国立国会図書館デジタルコレクション『日本都市大観. 昭和11年版』(大阪毎日新聞社 編 大阪毎日新聞社 昭11-15) (インターネット公開) <当館書誌ID:0080243314>
https://dl.ndl.go.jp/pid/1207937/1/180 (2022.12.25確認)
p.148(コマ番号180)「植物温室、農園」の項に「初めて公開されたのは大正九年度で昭和九年拡張を行ひ現在の面積を存するにいたつた」と記述があります。
(7) 『博物館基本文献集 第9巻 常置観覧施設一覧』 (伊藤 寿朗/監修 大空社 1990.11)
文部省普通学務局編「常置観覧施設一覧」(昭和4年)のp.5に「植物温室」が掲載されており、設立年月「明 三七、一二」とあります。また、「通俗植物園」の設立年月は「大九、四」です。
(8) 国立国会図書館デジタルコレクション『大阪市例規類纂. 第1-21類,附録』 (大阪市 大正10) (インターネット公開)
https://dl.ndl.go.jp/pid/1349931/1/211 (2022.12.25確認)
「第三章 動物園、植物温室、博物館」のp.351(コマ番号211)に「動物園竝植物温室条例 大正三年一〇月二四日条例第三号」が掲載されています。
(9) 『大阪市公報 72〜122号』 (大阪市役所 1914.1-12)
第百拾四号(大正三年十月三十一日)p.211に、大正3年10月24日の「大阪市条例第三号 動物園竝植物温室条例」が掲載されています。大正3年にはすでに、入場料や観覧に関する禁止事項などが定められています。
(10) 国立国会図書館デジタルコレクション『大阪市統計書. 第15回(大正5年)』 (大阪市 編 大阪市 大正7) (インターネット公開) <当館書誌ID:0080251895>
https://dl.ndl.go.jp/pid/974494/1/194 (2022.12.25確認)
「第三編 学事」p.53(コマ番号194)に「第六〇 植物温室開園日数及入場者(大正五年)」が掲載されています。なお、第14回(大正4年)の統計にはこの項目はありませんでした。
(11) 国立国会図書館デジタルコレクション『明治大正大阪市史. 第1巻』 (大阪市 編 日本評論社 昭和8-10) (インターネット公開) <当館書誌ID:0070031234>
https://dl.ndl.go.jp/pid/1236998/1/557 (2022.12.25確認)
「第十章 保健及災異 一、公園」のp.915(コマ番号557)「天王寺公園」の項に、「植物温室(三十七年完成)」という記述があります。博覧会後、公園が開園するまでの経緯についてふれられており、明治42年に東部が、45年に西部が開園したとあります。
(12) 『建築と社会 第50巻 第17集第1号〜第4号』 (不二出版 1994.4)
第17巻第4号(昭和9年4月発行)は「公園」の特集です。
「新天王寺公園グラフ」のp.6「温室」の項目に、写真と建物の解説があります。p.17-25 椎原兵市「天王寺公園の沿革と全貌」の「公園の沿革」の項、p.18に「大正9年5月には温室附近一帯を整理して通俗植物園を設置し、六百有余種の植物を収集して植栽した」とあります。
p.35-42 方 米次郎「天王寺公園の改造工事のp.39に「在来の植物温室の西に接して新たに建坪250平方米の木造鉄骨併用のイーブンスパンシステムの温室を建て増し、ライト式のビラ風の事務所も西隣に建てられ、園丁詰所や物品倉庫、便所等の附属家が棟を列べてこの一廓に新設されている」とあります。
なお、資料(12)を論考した記事には下記の記述がありました。
(13) 『建築と社会 2016年7月 / 97巻 7号 / 1132号』 (日本建築協会/[編] 日本建築協会 2016.7)
p.38-39 山形政昭「再読 関西近代建築-論考・記事編- 公園特集号 椎原兵市「天王寺公園の沿革と全貌」他 (昭和9年4月号)」
p.38「大正 4 年(1915)に動物園を整備、開園している。その頃には園内に、(中略)市民博物館が新設され、温室が改造されて植物園として開園したという。」とあります。
(14) 『天王寺区史』 (川端 直正/編 天王寺区創立三十周年記念事業委員会 1955.10)
p.295-296「第七章 文化 三 公園 イ 天王寺公園」の項に、公園創設当時のこととして上記資料(11)同様の記述があります。その後昭和元年住友家から寄附があり、その用地を含めた大改修後の状況として「沈床花壇の北側には熱帯植物や各種和洋花卉を集めた建坪二百十六坪の植物温室があり」という記述があります。
(15) 『婦人とこども大博覧会記念誌 -講和記念-』 (産業経済新聞社 1952.10)
「婦人とこども大博覧会」は、1952年に天王寺公園を第一会場として開催されました(p.54)。口絵の「珍草名花を誇る第一会場の植物園」「人気を集めた植物園」と見出しのついた計4ページに、温室の全景や内部の写真が掲載されています。また、p.134-138「植物園」の項に植物温室についての記述があり、当時の第1から第12号室の各号室の展示内容についてふれられています。
(16) 『昭和大阪市史 続編 第7巻 文化編』 (大阪市役所/編集 大阪市役所 1968)
「第3章 文化 第1節 文化施設と文化財 I 市の文化施設と文化活動」のp.316-318「植物温室と昆虫館」の項に、昭和25年の第1期工事、26年の第2期工事、上記資料(15)の博覧会を契機とした改装についてふれられています。
(17) 『大阪市統計書 第74回(昭和61年版)』 (大阪市総合計画局企画部統計課/編集 大阪市総合計画局企画部統計課 1987)
p.234-235「93 市設文化施設の利用状況」に「天王寺植物温室」の61年3月までの入場人員と収入金額が掲載されています。なお、第75回(昭和62年度版)には見当たりませんでした。
また、昭和初期に刊行されていた雑誌『大大阪』にも、植物園や温室について紹介されていたものがありました。
(18) 『大大阪 第8巻[上] 自第1号至第6号(昭和7年) 』 (大阪都市協会 [1997])
第8巻第4号(昭和7年4月) p.81-85 天王寺公園植物園技手宮南裕「天王寺公園植物園の見かた」という記事が掲載されています。p.83に「現在天王寺公園内の通俗植物園は(中略)もと公園花壇苗圃のあつた地で、大正九年漸く工を竣へて植物園として開園した」と記述があり、「天王寺公園植物園の温室」というキャプションのついた写真も掲載されています。
(19) 『大大阪 第10巻[上] 自第1号至第6号(昭和9年) 』 (大阪都市協会 [1997])
第10巻第2号(昭和10年2月) p.86-87「光栄に輝く 天王寺植物園 御下賜の珍貴植物六十三株」に、宮内省から下賜された植物の紹介があり、一部写真も掲載されています。
(20) 『大大阪 第11巻[上] 自第1号至第6号(昭和10年) 』 (大阪都市協会 [1997])
第11巻第3号(昭和10年3月) p.121-122「天王寺植物園便り」に温室の展示内容が紹介されています。
(21) 『大大阪 第17巻[上] 自第1号至第6号(昭和16年) 』 (大阪都市協会 [1997])
第17巻第5号(昭和16年5月)p.100-101「市の文化面を観る」という記事に「天王寺植物園」についての紹介があり、温室の展示内容についてもふれられています。
以下の資料には植物温室の展示物に関する記述がありました。
(22) 国立国会図書館デジタルコレクション『博物館研究. 3(3)』 (日本博物館協会 1930-03) (図書館・個人送信限定)
https://dl.ndl.go.jp/pid/3462324/1/7 (2022.12.25確認)
p.13(7コマ目)「天王寺植物温室の近況」の項にて、植物温室についての案内記事が掲載されています。
(23) 『大阪春秋 -大阪の歴史と文化と産業と- 第18号 特集;博物館・美術館』 (大阪春秋社 1978)
p.92-93 加藤亮太郎「天王寺公園の植物温室」の記事に、展示室の様子や展示物について記述があります。
(24)『大阪府の博物館』 (千地 万造/編 中央公論美術出版 1983.9)
p.52-53に「大阪市立天王寺公園植物温室」の項があります。外観・内観の写真と各室(花卉室・羊歯室など)の概要が掲載されています。
3.天王寺博覧会のテーマ館を使用した植物温室について
天王寺博覧会で使用した安藤忠雄デザインのテーマ館は、植物温室として改修され、1990年2月にオープンしています。展示の詳細が分かる資料は確認できませんでした。その後老朽化により閉鎖、現在は解体されています。
(25) 『朝日新聞』1989年11月03日 朝刊 27ページ「大阪・天王寺公園が有料化、最低150円に 90年1月実施【大阪】」
「大阪市は天王寺博が閉幕した87年11月以降、動物園、美術館などの有料施設を除く区域をさくで囲って閉鎖し、整備工事を進めてきた。(中略)天王寺博の時のテーマ館を改造した植物温室などの施設がある。今年中に工事を終了、来年1月に開園する。」と記述があります。
(26) 『朝日新聞』1990年02月24日 夕刊 17ページ「「有料」天王寺公園オープン 賛否…不払い運動も 【大阪】」
「3年前に開かれた天王寺博覧会の会場となった大阪市天王寺区の天王寺公園が24日、入場料150円の有料公園となって再オープンした。(中略)広場の横には、四季折々の花を咲かせる花壇や天王寺博のときのテーマ館を改造した植物温室、映像館などが設けられている。」と記述があります。
(27) 『都市の遠近 -大阪・兵庫・奈良・京都-』 (築地 仁/写真 東方出版 1990.2)
p.72-73 安藤忠雄「道頓堀」中段「私のささやかな提案として、緑豊かな大阪・天王寺公園にガラスの箱を設計した。このガラスの箱は「天王寺博覧会」を記念として建てられた。博覧会後は温室に転用され、まさしく光の箱となる。」と記述があります。
(28) 『全国ミュージアムガイド』 (関 秀夫/編 柏美術出版 1994.4)
p.254に「大阪市天王寺公園植物温室」が掲載されています。「設立 M.42(市)」「特色 熱帯・亜熱帯植物の原種および園芸品種を展示する」と記述があります。
※「(市)」は市立
閉鎖の時期については、はっきりと記述がある資料が確認できませんでしたが、大阪市会会議録で以下の発言が見つかりました。
(29)大阪市会会議録検索システム
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/cityosaka/SpMinuteSearch.html (2022.4.20確認)
・キーワード「映像館」で検索すると、計43件ヒットします。平成28年3月4日の記録に、下記の記述が見つかりました。
「大阪市 平成28年3月定例会常任委員会(建設消防・通常予算) 03月14日-04号」
辻義隆委員の発言に「映像館は、昭和62年に開催された天王寺博覧会の際に建てられたもので、平成25年まで学校団体などへの動物レクチャー会場として使用しておりました。建物設備のふぐあいや空調設備の老朽化などによりまして、現在は使用していないということでありました。三角屋根の温室を備えた堂々とした建物でありまして、世界的建築家の安藤忠雄さんの作品ということでございますので、放置しておくのもったいないなというように思います。」とあります。
・キーワード「映像館」で検索すると、計28件ヒットします。平成29年3月の記録に、下記の記述が見つかりました。
「大阪市 平成29年3月定例会常任委員会(建設消防・通常予算) 03月10日-04号」
板谷建設局公園緑化部改革担当課長の発言に「来年度、現在は使用していない映像館、植物温室の解体撤去の実施設計を実施いたします。その跡地につきましては、民間活力を導入して、飲食・物販施設の整備を行う予定であり、早期に事業者公募を実施し、平成31年度のオープンを目指したいと考えています。」とあります。
- 回答プロセス
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1.「レファレンス協同データベース」で、キーワード“天王寺公園 植物園”で検索。
「昭和40年ごろまでの天王寺公園の歴史を知るための資料にはどのようなものがあるのか」( https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000109334 )の事例がヒット、資料(11)(14)が見つかる。
2.プロセス1で見つかった資料の記述より、「植物温室」と称されていたことが分かる。
3.当館データベース「大阪関係資料目次検索」(外部非公開)でキーワード“植物温室”で検索。資料(16)が見つかる。
4.大阪府立中之島図書館「おおさかポータル」( http://www.library.pref.osaka.jp/site/osakaportal/ )でキーワード“植物温室”で検索。資料(23)が見つかる。
5.「国立国会図書館サーチ」「国立国会図書館デジタルコレクション」で、キーワード“天王寺 植物温室”で検索。資料(22)が見つかる。
6.「国立国会図書館サーチ」「国立国会図書館デジタルコレクション」で、キーワード“大阪市 植物温室”で検索。資料(8)が見つかる。
7.「CiNii Articles」でキーワード“天王寺 植物温室”で検索。ヒットなし。
8.当館所蔵検索で、キーワード“第5回内国勧業博覧会”で検索。資料(1)から(3)が見つかる。
9.国立国会図書館デジタルコレクションにて、キーワード“第五回内国勧業博覧会 温室”で検索。資料(4)が見つかる。
10.当館が所蔵する天王寺公園の本を確認。
11.大正3年9月の大阪市公報を確認。(資料(9))
12.開園、閉園の時期の調査のため、大阪市統計書を確認。(資料(10)(17))
13.天王寺区の住宅地図を確認。1986年版は天王寺公園内に公園に植物温室の施設の記載あり、1988年版は空白となり、1991年版は映像館と新しい植物温室の記載あり。2019年までは植物温室の建物が記載されているが、2020年は「てんしばi:na」になっている。
14.当館が契約する新聞記事データベースにて、キーワード“天王寺 植物温室”、“天王寺 植物”で記事検索。資料(25)(26)が見つかる。
15.大阪市のホームページをキーワード“植物温室”でサイト内検索。有用情報見つからず。
16.大大阪CD-ROMをキーワード“温室”で検索。ヒットなし。“植物園”で検索すると、5件 ヒット。資料(18)から(21)が見つかる。
17.資料(16)の記述に「婦人とこども大博覧会」の際に改装された記述があったので、当館所蔵検索にて、フリーワード“婦人とこども大博覧会”で検索。資料(15)が見つかる。
18.当館所蔵検索にて、キーワード“天王寺博”で検索。有用情報見つからず。
19.「Googleブックス」をキーワード“天王寺公園 植物温室”で検索。資料(24)が見つかる。
20.「Googleブックス」をキーワード“温室 天王寺 大正”で検索。資料(5)(6)(7)が見つかる。※2022.4.20 資料(7)はヒットせず
21.「Google」にて、キーワード“温室 天王寺 大正 開園”で検索。資料(12)(13)が見つかる。
22.「Googleブックス」をキーワード“天王寺 温室 安藤忠雄”で検索。資料(27)が見つかる。
23.当館所蔵検索にて、分類を「069」、年代を「1989-」、フリーワードを「植物園」で検索し、大阪、関西、全国に関する資料を確認。資料(28)が見つかる。
24.大阪市会会議録検索システムで“植物温室 安藤忠雄”、“映像館”(元映像館と併設の建物のため同時に語られることあり)を検索。資料(29)が見つかる。
25.大阪市会会議録検索システムで“テーマ館”を検索(天王寺博覧会開催時の名称は「テーマ館」)。有用情報なし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 団体 (606 9版)
- 博物館 (069 9版)
- 参考資料
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- 当館書誌ID <0000466606> 第五回内国勧業博覧会案内記 井上 熊次郎/編纂 考文社 1903.2 資料(1)
- 当館書誌ID <0000579998> 博覧会案内 -第五回内国勧業博覧会総説- 金港堂書籍 1903.4 資料(2)
- 当館書誌ID <0000604729> 第五回内国勧業博覧会 高木 秀太郎/著 関西写真製版印刷合資会社出版部 1903 資料(3)
- 当館書誌ID <0080142112> 日本公園百年史 総論・各論 日本公園百年史刊行会/編集 日本公園百年史刊行会 1978 資料(5)
- 当館書誌ID <0080243314> 日本都市大観 -附満州国都市大観- 大阪毎日新聞社/編 大阪毎日新聞社 1936.2 資料(6)
- 当館書誌ID <0000275239> 博物館基本文献集 第9巻 常置観覧施設一覧 伊藤 寿朗/監修 大空社 1990.11 資料(7)
- 当館書誌ID <0080310694> 大阪市公報 72〜122号 大阪市役所 1914.1-12 資料(9)
- 当館書誌ID <0080251895> 大阪市統計書 第15回(大正5年) 大阪市役所/編 大阪市役所 1918.6 資料(10)
- 当館書誌ID <0070031234> 明治大正大阪市史 第1巻 概説篇 大阪市役所/編纂 日本評論社 1934 資料(11)
- 当館書誌ID <0000390733> 建築と社会 第50巻 第17集第1号〜第4号 不二出版 1994.4 資料(12)
- 当館書誌ID <0000244950> 天王寺区史 川端 直正/編 天王寺区創立三十周年記念事業委員会 1955.10 資料(14)
- 当館書誌ID <0080254550> 婦人とこども大博覧会記念誌 -講和記念- 産業経済新聞社 1952.10 資料(15)
- 当館書誌ID <0070004818> 昭和大阪市史 続編 第7巻 文化編 大阪市役所/編集 大阪市役所 1968 資料(16)
- 当館書誌ID <0070060942> 大阪府の博物館 千地 万造/編 中央公論美術出版 1983.9 資料(24)
- 当館書誌ID <0070080471> 大阪市統計書 第74回(昭和61年版) 大阪市総合計画局企画部統計課/編集 大阪市総合計画局企画部統計課 1987 資料(17)
- 当館書誌ID <0000609545> 大大阪 第8巻[上] 自第1号至第6号(昭和7年) 大阪都市協会 [1997] 資料(18)
- 当館書誌ID <0000609548> 大大阪 第10巻[上] 自第1号至第6号(昭和9年) 大阪都市協会 [1997] 資料(19)
- 当館書誌ID <0000609550> 大大阪 第11巻[上] 自第1号至第6号(昭和10年) 大阪都市協会 [1997] 資料(20)
- 当館書誌ID <0000609566> 大大阪 第17巻[上] 自第1号至第6号(昭和16年) 大阪都市協会 [1997] 資料(21)
- 当館書誌ID <0000210446> 都市の遠近 -大阪・兵庫・奈良・京都- 築地 仁/写真 東方出版 1990.2 9784885912320 資料(27)
- 当館書誌ID <0000383269> 全国ミュージアムガイド 関 秀夫/編 柏美術出版 1994.4 9784906443451 資料(28)
- 当館書誌ID <0070052006> 大阪春秋 -大阪の歴史と文化と産業と- 第18号 特集;博物館・美術館 大阪春秋社 1978 資料(23)
- 当館書誌ID <5114135476> [巻号] 建築と社会 2016年7月 / 97巻 7号 / 1132号 日本建築協会/[編] 日本建築協会 2016.07 資料(13)
- 『朝日新聞』1989年11月03日 朝刊 27ページ「大阪・天王寺公園が有料化、最低150円に 90年1月実施【大阪】」 資料(25)
- 『朝日新聞』1990年02月24日 夕刊 17ページ「「有料」天王寺公園オープン 賛否…不払い運動も 【大阪】」 資料(26)
- 国立国会図書館デジタルコレクション『第五回内国勧業博覧会要覧. 上巻』 第五回内国勧業博覧会要覧編纂所 明36.5 (インターネット公開) https://dl.ndl.go.jp/pid/802005 資料(4) (2022.12.25確認)
- 国立国会図書館デジタルコレクション『大阪市例規類纂. 第1-21類,附録』大阪市 大正10 (インターネット公開) https://dl.ndl.go.jp/pid/1349931 資料(8) (2022.12.25確認)
- 大阪市会会議録検索システム https://ssp.kaigiroku.net/tenant/cityosaka/SpMinuteSearch.html 資料(29) (2022.4.20確認)
- 国立国会図書館デジタルコレクション 『博物館研究. 3(3)』 日本博物館協会 1930-03 (図書館・個人送信限定) https://dl.ndl.go.jp/pid/3462324 資料(22) (2022.12.25確認)
- キーワード
-
- 大阪府大阪市天王寺区
- 天王寺公園
- 植物温室
- 第五回内国勧業博覧会
- 天王寺博覧会
- 安藤忠雄
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000316248
- 関連ファイル
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「大阪市立図書館デジタルアーカイブ」で閲覧できます http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/detail?cls=ancient&pkey=c1520001「大阪市立図書館デジタルアーカイブ」で閲覧できます http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/detail?cls=ancient&pkey=c0285001