レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006/04/25
- 登録日時
- 2007/02/03 02:11
- 更新日時
- 2007/10/16 15:37
- 管理番号
- 埼浦-2006-177
- 質問
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未解決
「DDTの歌」の正式名、作詞・作曲者など概容を知りたい。DDTとはチフス・シラミ駆除のため戦後占領軍によって使用された殺虫剤のこと。
- 回答
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正式名:記述のあった文献では「DDTの歌」と紹介されていた。作詞・作曲者は不明。歌詞:2番までの歌詞は判明した。楽譜もあり。
①『DDT革命』コラム囲いの中に「DDTの歌」として楽譜と1番の歌詞及び昭和22年に鳥取県佐伯郡大幡村大幡村立小学校で歌われた時の記述があり。コラムの著者は渡辺尚子(埼玉県立衛生短大教授)。
②『図書館の学校 No.32』「一隅に光る 第32回 DDTの歌」1番の歌詞あり。
③『人の魂は皮膚にあるのか』1番の歌詞あり。
④『害虫博物館』2番までの歌詞あり(上記①②③と若干異なる)、「当時の小学生の愛唱歌になった」と記述あり。
以上の資料を提供する。
- 回答プロセス
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《Google》〈DDTの歌〉検索結果より農薬工業会のサイトに歌詞あり。(http://www.jcpa.or.jp/column/bmsi/bm06.htm 農薬工業会 2006/03/04最終確認)このサイトの情報より①『DDT革命』を調査すると、コラム囲いの中に「DDTの歌」楽譜と1番の歌詞あり。
《Google》の検索結果より②『図書館の学校 No.32』に関連記事があることがわかる。調査すると1番の歌詞あり。
②で紹介されていた③『人の魂は皮膚にあるのか』を調査すると1番の歌詞あり。
その他の調査資料
農業技術・農政関連『戦後日本農政史資料総覧』『近代日本農業技術年表』
子ども室の参考図書NDC分類〈38〉から『近代子ども史年表 昭和・平成編』
NDC分類〈382.1〉の書架より『日本人の暮らし』『戦後風俗史』
同〈302.1〉の書架より『昭和生活文化年代記』『昭和文化 1925-1945』『昭和文化 続 1945-1989』
同〈369.4〉の書架より『子どもの〈暮らし〉の社会史』『文部省年報 昭和20-22年』
《MAGAZINEPLUS》《BOOKPLUS》《聞蔵》《聞蔵Ⅱビジュアル》《NDL-OPAC(雑索)》
ここまでを回答した後、④『害虫博物館』にも記述があることがわかり、追加で回答する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 詩歌 (911 9版)
- 著作.編集 (021 9版)
- 参考資料
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- 『DDT革命』(岩波書店 1986)
- 『図書館の学校 No.32』
- 『人の魂は皮膚にあるのか』(主婦の友社 2002)
- 『害虫博物館』(三一書房 1994)
- キーワード
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- DDT
- 殺虫
- 歌詞
- 著作者
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000033122