レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年08月25日
- 登録日時
- 2006/03/15 10:54
- 更新日時
- 2011/04/08 10:23
- 管理番号
- 京資-008
- 質問
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解決
菅原道真が太宰府に左遷される前に住んでいた屋敷跡はどこか。
- 回答
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道真が長じてから住んでいた京都の居宅は、梅が植えられていたところから「紅梅殿」と呼ばれていた。『京都の歴史』には、「紅梅殿は『拾芥抄』によると綾小路・五条坊門・町尻・西洞院に囲まれた地域で」とあり、現在の北菅大臣神社(きたかんだいじんじんじゃ 下京区仏光寺通新町西入)の位置に当たる。ただし、紅梅殿の跡地には、まず菅大臣神社が建てられ、元禄年間に、紅梅殿のすぐ南の一角にあたる天神御所の敷地内に移された。
- 回答プロセス
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1.『京都大事典』で「菅原道真」の項目から「紅梅殿」と判明。
2.『京都大事典』で「北菅大臣神社」の項目を見る。
3.『京都の歴史』の索引から「紅梅殿」の該当ページを見る。
4.『住宅地図』で北菅大臣神社の位置を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 近畿地方 (216 9版)
- 参考資料
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- 『京都大事典』 佐和隆研編 淡交社 1984.11 1083,91p (当館請求記号K0/291.62/ky6)
- 『京都の歴史1 平安の新京』 京都市編 学芸書林 1973 631,31p (当館請求記号K1/216.2/ky6/1)
- 『ゼンリン住宅地図 京都市6 下京区』 ゼンリン 2005.8 28,30,50p (当館請求記号K0E/291.62/Z3)
- キーワード
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- 紅梅殿
- 菅原道真
- 北菅大臣神社
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000027727