レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/07/18 11:50
- 更新日時
- 2014/07/18 16:25
- 管理番号
- 中央-H9-15
- 質問
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正倉院の香木“蘭奢待”について知りたい
- 回答
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『日本大百科全書』より
蘭奢待 らんじゃたい 正倉院中倉に伝世する香木。聖武天皇によって蘭奢待と命名されたと伝わる。銘文中に東大寺の名が含まれるところから、別名東大寺、また黄熟香とも称する。名香六一種のうち第一の名香として、香道では奇宝とし、聞香では返し十度の作法を伝える。足利義満、織田信長らが、この沈香を切り取った話は有名で、また正親町天皇は「聖代の余薫」と歌った。信長に下賜された小片は京都・泉涌寺と尾張一宮に寄進され、千利休も、この香の聞香者である。
黄熟香 一名蘭奢待の称ある有名な香木である。表面は黒褐色を呈し,心部は空洞となるものの,質はいまなお堅緻である。かつて一部を截り足利義政,織田信長に賜ったことがあり,明治天皇も截香した。長156cm,重11.6㎏
- 回答プロセス
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・原色日本の美術(正倉院)
・重要文化財
・国宝
・日本大百科全書
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 日本大百科全書
- キーワード
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- 正倉院
- 香木
- 蘭奢待
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000156478