レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年10月27日
- 登録日時
- 2007/10/28 21:29
- 更新日時
- 2007/10/28 21:29
- 管理番号
- 松中央-07-11
- 質問
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解決
金額などを正式に書くような時に使う数字(壱、弐、参など)のことを何と呼ぶか。また、参の次からはどう書くのか。
- 回答
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大字(だいじ)と呼ぶ。
資料(2)・(3)によると一から十までが「壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾」、資料(4)によると「壱、弐、参、肆、伍、陸、質、捌、玖、拾」。また、資料(3)によると百は「佰」、千は「阡」。
なお、資料(5)、(6)によると、数字の改竄を防ぐために領収書などに用いる数字としては特に「壱、弐、参、拾」のみが挙げられている。
- 回答プロセス
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(1)日本国語大辞典で、まず「壱」をひいてみたところ、”【壱=壹】大字として、数の一に代用する”とあり。
(2)”大字”を複数の国語辞典でひき、壱から拾まで記載がある資料を紹介。
(3)金額を記載する時の文字として使う場合の考え方については、日本語の事典、書類の書き方の事典などを調べる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (81 8版)
- 参考資料
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- (1)『日本国語大辞典 第1巻』(小学館・2000)|R813.1/ニ/1
- (2)『広辞苑』(岩波書店・1998)|R813.1/コ
- (3)『大辞林』(三省堂・2006)|R813.1/タ
- (4)『日本語事典』(東京堂出版・1992)|R810.33/ノ
- (5)『事典日本の文字』(大修館書店・1985)|R811/シ
- (6)『便利な書類の書き方事典』(三省堂・1993)|R816.4/タ
- キーワード
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- 大字
- 壱
- 弐
- 参
- 拾
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- その他、ビジネスマナー(336.47)、事務管理、秘書(336.5)、ビジネス文書(336.55、670.91)等の分野の一般書も見てみたが、調査時に書架にあったものでは、記載のあるものは見つけられなかった。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000038484