レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2022/07/01 13:21
- 更新日時
- 2022/08/15 13:50
- 提供館
- 京都市図書館 (2210023)
- 管理番号
- 右中-郷土-157
- 質問
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解決
京都市の新制中学校の校歌がわかる資料はあるか。
- 回答
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新制中学校とは、昭和22年(1947)施行の学校教育法に基づく中学校のことです。【資料1】
新制中学校の実施により、すべての国民に3年間の中等普通教育が義務教育として保障されることとなりました。【資料7】
京都市では、学校教育法の施行に伴って、昭和22年(1947)5月に58の中学校が一斉開校しました。【資料6・7】
【資料2】には73の市立中学校について、【資料3】には79の市立中学校について、学校沿革とともに校歌が掲載されています。
【資料4・5】は、閉校や統合した京都市立学校の校歌が収録されたCDで、新制中学校の校歌も収録されています。
- 回答プロセス
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●当館所蔵資料にて“新制中学校”の定義を確認・・・【資料1】
●学校の沿革に関する郷土資料を確認・・・【資料2・3】
●当館所蔵の郷土資料を検索
・キーワード“中学校 校歌”・・・【資料4・5】
・キーワード“戦後 教育”・・・【資料6】
京都市立新制中学校一覧あり。昭和22年(1947)9月15日現在で、58校の校名がわかる。
校歌の記載はなし。
●当館の郷土資料の中等教育(NDC376)をブラウジング
・【資料7】・・・“各学校の歩み”として市立中学校の沿革が載っていたが、校歌の記載はなし。
・各学校の記念誌があり、校歌が載っていた。特定の校名があれば、所蔵資料を検索することが可能。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育 (370)
- 幼児.初等.中等教育 (376)
- 参考資料
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- 【資料1】『日本国語大辞典 第7巻 しゅんふ-せりお』(小学館 2001)p642“新制中学校”
- 【資料2】『明治.大正.昭和 京都市立学校園沿革史』(京都報道センター 1981)p217~289
- 【資料3】『京都市立学校園沿革史 2001』(奥野進/著 京都報道センター 2001)p213~291
- 【資料4】『おもいでの学校のうた 下京区編』(京都市教育委員会 〔2009〕)
- 【資料5】『おもいでの学校のうた 中京区編』(京都市教育委員会 〔2009〕)
- 【資料6】『戦後京都市教育史資料 1975 1』(京都市教育研究所 1975)p543~545“京都市立新制中学校一覧”
- 【資料7】『京都市立中学校教育50年』(京都市立中学校長会 1998)p15~21“戦後の教育改革と新制中学校の発足”
- キーワード
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- 新制中学校
- 校歌
- 戦後教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000317875