レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2022/01/06 15:52
- 更新日時
- 2022/01/18 12:41
- 管理番号
- 県立長野-21-203
- 質問
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解決
国鉄長野工場の名称が長野工機部(1942年からの名)から長野工場に戻ったのは1950年8月1日で良いか。
『長野工場百年の軌跡 東日本旅客鉄道株式会社長野工場史』に書かれていると思われる。
- 回答
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『長野工場百年の軌跡 東日本旅客鉄道株式会社長野工場史』 東日本旅客鉄道株式会社長野工場編・刊 1990【N686/72】を調査したところ、p.343-378の「年表」中p.364-365に以下の記述が確認できた。
昭和25年<1950>
8.1 国有鉄道地方組織改正
・工機部を工場と改称し、長野鉄道管理局の新設により、長野鉄道管理局工場となる
・長野鉄道診療所が分離して、長野鉄道管理局の所属機関となる
・塩尻機械工事区が浜松工場から移管され、長野工場工機職場直江津派出場を新津工場へ移管
・課長、係長制度が廃止され、課長を主任と改称し、係長を主席(工場限り)と呼称する
また、同資料p.201に以下の記述も確認できた。
昭和25年8月1日塩尻機械工事区は長野工場に、また工場職場の直江津派出所は新津工場に移管さ
れ、翌26年4月1日には工場の所管から切り離され長野・新潟のそれぞれの管理局に編入され、機械区
として独立した。(『日本国有鉄道百年史』第11巻、『新潟支社30年史』、『長鉄局20年史』)
出典としている資料で当館が所蔵する『長鉄局二十年史』 長野鉄道管理局編・刊 1971【N686/27】を確認したところ、p.567-633の「略年表」内p.602の昭和25(1950)年8月1日の欄に「長野鉄道管理局長野工場設置(鉄道管理局の所属機関となる)」との記述があった。
- 回答プロセス
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1 質問者指定の『長野工場百年の軌跡 東日本旅客鉄道株式会社長野工場史』を調査。
2 1の出典として記載のあったもののうち、当館が所蔵している『長鉄局二十年史』を確認する。
- 事前調査事項
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『日本国有鉄道百年史』日本国有鉄道編 1973
- NDC
- 参考資料
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東日本旅客鉄道株式会社長野工場/編 , 東日本旅客鉄道株式会社長野工場. 長野工場百年の軌跡 東日本旅客鉄道株式会社長野工場史. 東日本旅客鉄道株式会社長野工場.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059318553-00 (【N686/72】) -
長野鉄道管理局/編 , 長野鉄道管理局. 長鉄局二十年史. 長野鉄道管理局, 1971-00.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059397203-00 (【N686/27】)
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東日本旅客鉄道株式会社長野工場/編 , 東日本旅客鉄道株式会社長野工場. 長野工場百年の軌跡 東日本旅客鉄道株式会社長野工場史. 東日本旅客鉄道株式会社長野工場.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000310153