レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年10月14日
- 登録日時
- 2021/11/29 19:53
- 更新日時
- 2021/12/06 16:41
- 管理番号
- 中央-1-0021511
- 質問
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解決
コロナで落ち込んだ産業と発展した産業。また、その理由がわかる本。
- 回答
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以下の図書、雑誌およびインターネット情報を紹介。
※インターネット情報の最終確認日は2021年10月28日。
●図書
(1)『会社四季報業界地図 2021年版』東洋経済新報社/編 東洋経済新報社 2020年
p.10~11「新型コロナで業界大波乱 天気図一覧」では、各業界の落ち込みあるいは伸びを、天気予報になぞらえて業界天気予想(2020年度後半、21年度)として紹介している。
なぜその天気なのかは、各業界のページの見出し下に記載あり。
すべてがコロナの影響ではないが、多くの業界でコロナの影響についてふれられている。
※『会社四季報業界地図』は最新の2022年度版も出版されているが、予約多数のため内容の確認ができず。
(2)『ポスト・コロナ業界の未来』アクセンチュア/監修 日本経済新聞出版/編 日経BP日本経済新聞出版本部 2020年
14の業界について、各業界の有識者のインタビュー・対談記事を収録している。コロナの影響でその業界にどのような変化があったか、今後その業界はどのようになっていくと予想するかが主な内容である。
◎(3)『日本のすがた 表とグラフでみる社会科資料集 2021』矢野恒太記念会/編集 矢野恒太記念会 2021年
p.92に「新型コロナウイルス感染症の工業への影響」という解説コラムがある。そのほかp.101(自動車産業)やp.121(紙・パルプ工業)の文中に、新型コロナウイルスに関係した記述あり。
●雑誌
(4)『週刊東洋経済』2021年03月13日号 東洋経済新報社
p.62~73 危険水域企業はここだ! 倒産危険度ランキング504社という記事あり。
新型コロナウイルス感染拡大以外の要因も含むが、倒産危険度の高い企業がランキング形式で紹介されている。
(5)『週刊ダイヤモンド』2021年05月15日号 ダイヤモンド社
p.24~63 戦慄のK字決算 上場500社明暗ランキング という特集あり。
p.28~30 コロナショックで激変した消費環境 30業種の「勝ち組・負け組」 ほか、全体的に関係記述あり。
(6)『週刊朝日』2021年05月21日号 朝日新聞出版
p.22~25 コロナ社会の「勝ち組」「負け組」 という記事あり。売り上げが増えた業種、減った業種について取り上げられている。
p.25には、 食品・雑貨の「勝ち組」「負け組」 というランキング表あり。売り上げが伸びた1位はマスク、売り上げが減った1位は口紅となっている。
(7)『週刊エコノミスト』2021年8月10・17日号 毎日新聞出版
p.14~16 ホテル・飲食業が出店再開「K字型回復」に戸惑う市場 という記事あり。
p.16 外食・旅行・宿泊産業について、コロナ前の水準と比較したグラフあり。
(8)『週刊東洋経済』2021年08月21日号 東洋経済新報社
p.50~73 ポストコロナ 新常態を探る21のギモン という特集あり。
p.58~67には、産業・企業について書かれており、音楽、外食、自動車、鉄道などの業界の今後について記事あり。
(9)『新聞ダイジェスト』2021年09月号 新聞ダイジェスト社
p.100「税収、コロナでも最高 昨年度60.8兆円 法人税が上振れ」という記事あり。
「通信機器関連など巣ごもり需要が税収増をけん引した」、「法人税は携帯電話やゲーム、自動車、食品といった産業の業績が好調で、見込みより4割ほど増えた」などの記述がある。
p.134「21年上半期国内出荷9.7%増 白物家電30年ぶり高水準 コロナ「巣ごもり需要」反映」という記事あり。
新型コロナウイルス流行による「巣ごもり需要」を反映し、白物家電の出荷額が高水準となったことが記されている。
●インターネット情報
・経済産業省「新型コロナウイルスの影響を最も受けた「生活娯楽関連サービス」とは」
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20200728hitokoto.html
2020年5月、「第3次産業活動指数」が4ヶ月連続前年比低下となったという記述あり。
他にも、「第3次産業活動指数 業種別の指数推移」や、「第3次産業活動指数の対1月伸び率に対する業種別寄与度」などのグラフがある。
・内閣府「令和2年度 年次経済財政報告(経済財政白書)」
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je20/index_pdf.html
「第1章 新型コロナウイルス感染症の影響と日本経済」に関連記述あり。クリックすると、PDF形式で内容を閲覧することができる。
例えば「3 企業部門の動向(PDF形式:576KB)」のp.36には、サービス産業の活動の活発さを表す「(2)第3次産業活動指数」のグラフがあり、2020年の4~5月ごろに「生活関連サービス業、娯楽業」、「宿泊業、飲食サービス業」が大きく落ち込んだことが読み取れる。
・NHK「データで見る 新型コロナ 中小企業への影響」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/economic-indicators/detail/detail_14.html
2020年11~12月に実施したアンケートをもとに作成された、新型コロナウイルスが経営に与えた影響を示した業種別の円グラフがある。
・NHK「6月前半 クレジットカード消費動向 感染拡大前を13%余下回る」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/economic-indicators/detail/detail_48.html
2021年6月前半のクレジットカードの利用情報から消費動向をみると、「旅行」や「宿泊」などが落ち込んでいる一方、動画などの「コンテンツ配信」はプラスになっているという旨の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 産業史.事情.物産誌 (602 10版)
- 企業.経営 (335 10版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000308172