レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年05月11日
- 登録日時
- 2021/10/06 11:52
- 更新日時
- 2021/11/26 19:34
- 管理番号
- 大分県立調査-2021-002
- 質問
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『孟子』公孫丑 下篇の中の「万鐘」という言葉について、出てくる文章と意味を知りたい。
- 回答
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【1】『大漢和辞典 巻9 修訂版』 諸橋轍次/著 大修館書店 1985.8
p747 「萬鐘」の項目を紹介。
①「非常に多くの量。多数の米穀。鐘は量の名で、六斛四斗又は八斛、若しくは十斛の三説あり」とある。
出典[孟子 公孫丑下]「我欲中國而授孟子室、養弟子以萬鍾、使諸大夫國人皆有所矜式」
【2】『孟子 上』 小林勝人/訳注 岩波書店 1994.7
巻第四 公孫丑章句下 p173-176 書き下し文「我中国にして孟子に室を授け、弟子を養うに万鐘を以てし、諸太夫・国人をして矜式する所あらしめんと欲す」。訳文あり。柱注:万鍾 一鐘は六斛四斗。故に万鐘は六万四千斛。
- 回答プロセス
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1.辞典類確認
- 事前調査事項
- NDC
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- 先秦思想.諸子百家 (124)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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諸橋轍次 著 , 諸橋, 轍次, 1883-1982 , 鎌田, 正, 1911-2008 , 米山, 寅太郎, 1914-2007. 大漢和辞典 巻9 修訂版 鎌田正,米山寅太郎修訂. 大修館書店, 1985.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001763351-00 , ISBN 4469030791 -
小林勝人 訳注 , 小林, 勝人. 孟子 上. 岩波書店, 1994. (ワイド版岩波文庫)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002354841-00 , ISBN 4000071408
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諸橋轍次 著 , 諸橋, 轍次, 1883-1982 , 鎌田, 正, 1911-2008 , 米山, 寅太郎, 1914-2007. 大漢和辞典 巻9 修訂版 鎌田正,米山寅太郎修訂. 大修館書店, 1985.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000305656