以下の資料に関連の記述を確認しました。
1 図書
・『栃木県商工名鑑 昭和38年度』(栃木県商工会議所連合会/編、発行 1963)
「宇都宮商工会議所編(会員・特定商工業者名簿)」の「第16類 その他」「3.百貨店」(p.102)項に「綜合百科 (株)山崎」とあります。代表者、所在地、電話が確認できます。
・『宇都宮商工名鑑 1962年版』(宇都宮商工会議所/編、発行 1962)
「第16類 その他」「3.百貨店」(p.82)項に「綜合百科 (株)山崎」とあります。代表者、所在地、電話、設立、資本金、従業員の人数、取引銀行が確認できます。
・『人と事業 宇都宮名鑑 市制七十周年記念出版』(徳田浩淳/著 文化新報社 1966)
p.213 「「ヤ」の部」に「株式会社 山崎(百貨店)」の項があり、住所や資本金のほか、役員、沿革・業績が確認できます。
また山崎デパート社長(現)として「山崎順蔵」の項があります。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
p.615-616 「山崎順蔵」の項があります。上記の『人と事業 宇都宮名鑑 市制七十周年記念出版』(徳田浩淳/著 文化新報社 1966)を参考文献とし、経歴と顔写真が確認できます。
以下は1964(昭和39)年4月23日におきた火災について確認できた資料です。
・『栃木年鑑 昭和40年度』(栃木新聞社編集局/編、発行 1964)
口絵に山崎デパートの火事の写真が一枚あります。
・『「下野」世相100年』(「下野」世相100年刊行委員会/編 下野新聞社 1984)
p.449-450 「第二節 高度成長期へ」に「山崎百貨店とキャバレー新世界全焼」の項があります。
・『宇都宮市消防沿革史 自治体消防発足50周年記念』(宇都宮市消防沿革史編さん委員会/
編 宇都宮市消防本部 1999)
p.212「山崎百貨店火災」に写真と記述があります。
なお、当館未所蔵ですが、国立国会図書館デジタルコレクションから以下の資料を確認しました。
・『火災の実態から見た危険性の分析と評価 : 特異火災事例112』(東京消防行政研究会/編著 全国加除法令出版 1983)※参加館内公開の資料です。
p.183-189
火災概要等が確認できます。
2 新聞記事
契約するデータベースから検索したところ、火災の記事を数件確認しました。
(キーワード:宇都宮、山崎デパート)
■「ヨミダス歴史館」
・1964年4月23日 夕刊11面 「宇都宮でデパート丸焼け 隣のキャバレーから延焼▽霧で発見遅れる」
■「聞蔵Ⅱ」
・朝日新聞1964年4月23日 東京/夕刊7面 「宇都宮でデパート全焼 キャバレーから出火 早朝濃霧で発見遅れる_火事」