レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年03月26日
- 登録日時
- 2021/03/26 14:21
- 更新日時
- 2021/04/23 11:12
- 管理番号
- C2021口頭0402
- 質問
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解決
1960(昭和35)年から2000(平成12)年までの青森県下北郡大間町におけるマグロの漁獲量を知りたい。特に大幅な増減があったのはいつ頃か。
- 回答
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青森県下北郡大間町におけるマグロの漁獲量が掲載されている資料1、データベース1、およびインターネット情報1を紹介します。
大間町の漁獲量は、1960年代前半は豊漁で1961(昭和36)年には419,954kgと1960(昭和35)年から2000(平成12)年までの間で最多を記録し、他の年も150,000kgから250,000kg程度となっています。1966(昭和41)年は前年比25%の32,228kgと大幅に減少し、1976(昭和51)年までは50,000kg程度が続きます。さらに、1977(昭和52)年には前年比約20%の7,959kgと10,000kgを下回り、1982(昭和57)年には前年比6%の1,533kgを記録するなど、その後の15年は回復せず低迷を続けます。1990(平成2)年頃からは増加の傾向が見られ、1996(平成8)年には前年比約500%の107,928kgと1965(昭和40)年以来の100,000kg以上を記録しました。
インターネットの最終アクセス日は2021年3月9日です。
資料1
青森県企画政策部統計分析課 編. 青森県統計年鑑. 青森県企画政策部, 1951- 【当館請求記号:Z41-3776 ほか】
青森県の基本的な統計が総合的にまとめられている資料です。最新の2020(令和2)年版では、「第8章 水産業 8 市町村別・魚種別漁獲数量及び漁獲金額」(pp.72-77)に2018(平成30)年の市町村別のマグロの漁獲量が記載されています。
なお、1948(昭和23)年から1984(昭和59)年までは国立国会図書館デジタルコレクション( https://dl.ndl.go.jp/ )に収録されており、国立国会図書館および図書館送信参加館内で公開しています。
また、1972(昭和47)年以前はデータベース1で、1990(平成2)年版(1989(平成元)年の調査)以降はインターネット情報1でも閲覧できます。
データベース1
都道府県統計書データベース [当館契約データベース]
各都道府県が毎年刊行してきた都道府県統計書を明治初期から昭和47年まで収録しているデータベースです。
検索画面の「表題」に「市町村別」と入力、「都道府県」を「青森県」、「分類」を「水産業」、「対象年」を「西暦1960年~西暦1972年」として検索します。検索結果のうち、表題が「市町村別漁獲高」(1960年から1962年まで)または「市町村別漁獲数量」(1963年から1972年まで)となっているものを選択すると、「青森県統計年鑑」(資料1)の市町村別のマグロの漁獲量が記載されている箇所を閲覧できます。
インターネット情報1
青い森オープンデータカタログ( https://opendata.pref.aomori.lg.jp/ )
青森県や青森県内の市町村が保有するオープンデータを閲覧・利用できるサイトです。トップページの「データセット検索」とあるテキストボックスに「青森県統計年鑑」と入力し検索すると、検索結果から1990(平成2)年版以降の「青森県統計年鑑」(資料1)を閲覧できます。
国立国会図書館提供調べ方ページ「リサーチ・ナビ」内の調べ方案内でも、農林水産に関する統計や地域に関する統計の調べ方を紹介していますので、あわせてご覧ください。
・農林水産に関する統計( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-102084.php )
・地域に関する統計( https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-334.php )
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漁労.漁業各論 (664 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- マグロ
- 漁獲量
- 大間
- 青森
- 統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 経済社会
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000295830