レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年01月17日
- 登録日時
- 2020/01/17 15:31
- 更新日時
- 2020/01/24 09:42
- 管理番号
- 秋田-2403
- 質問
-
解決
秋田県では「ししり」「ししりこ」といった言葉が、昔存在していたか。もし存在するならば、今も使われているのか。
- 回答
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以下の資料を案内。
①『鷹巣地方史研究 20号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1985.5、A214.2/52/16-23)資料番号:110760097
②『鷹巣地方史研究 21号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1985.5、A214.2/52/16-23)資料番号:110760097
③『鷹巣地方史研究 65号 50周年記念号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、2009.10、A214.2/52/65)資料番号:129304929
④『鷹巣地方史研究 66号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、2010.11、A214.2/52/66)資料番号:129347407
⑤『鷹巣地方史研究会会報 3号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1977.12、A214.2/52/1-4)資料番号:110760071
⑥『角川日本地名大事典 5 秋田県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編、角川書店、1980.3、R291.0/カカ/5)資料番号:128023587
- 回答プロセス
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秋田県立図書館デジタルアーカイブにて「ししりこ」でキーワード検索。→
5件該当あり。
①『鷹巣地方史研究 20号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1985.5、A214.2/52/16-23)資料番号:110760097
→p102-p108 記載あり。『郷土夜話肉入籠』についての概要、綴子の語源として「肉入籠」から訛ったという説についての紹介。
②『鷹巣地方史研究 21号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1985.5、A214.2/52/16-23)資料番号:110760097
→p63-p64 ①の続きとしての文章。内容としては、①の『郷土夜話肉入籠』の筆者の佐藤氏についての紹介である。
③『鷹巣地方史研究 65号 50周年記念号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、2009.10、A214.2/52/65)資料番号:129304929
→p52-p54 『ししりこのむかしっこ』ししりこという用語が2009年現在題名に使用されている。
④『鷹巣地方史研究 66号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、2010.11、A214.2/52/66)資料番号:129347407
→p59-p63 ししりこという用語が2010年現在題名に使用されている。
⑤『鷹巣地方史研究会会報 3号』(鷹巣地方史研究会/編、鷹巣地方史研究会、1977.12、A214.2/52/1-4)資料番号:110760071
→p1-p2 肉入籠が綴子であるか、様々な説をもって検討、調査されている旨の記載あり。
地名の可能性があるという情報から、秋田県の地名事典を調査。
⑥『角川日本地名大事典 5 秋田県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編、角川書店、1980.3、R291.0/カカ/5)資料番号:128023587
→p432 つづれこ 綴子<鷹巣町> 地名は「日本書紀」斉明天皇5年条記載の蝦夷地「肉入籠(ししりこ)」からの転化かという(七座天神宮縁起など)。と記載あり。
×『日本歴史地名大系 5 秋田県の地名』(平凡社、1980.6、R291.0/ヘニ/5)資料番号:128023629
→記載なし
また、言葉に関するお問い合わせのため、郷土資料の方言に関する本について調査。→記載なし。
×『秋田方言』(秋田県学務課/編纂、国書刊行会、1980.1、818.2/アア/)資料番号:124030529
×『秋田のことば』(佐藤稔/〔ほか〕執筆、無明舎出版、2000.10、818/アア/郷)資料番号:128698289
他に、以下の資料を調査するも、記載なし。
×『秋田大百科事典』(秋田魁新報社/編集、秋田魁新報社、1981、031/アア/郷)資料番号:128639218
×『増補 大日本地名辞書 第1巻』(吉田東伍/著、冨山房、1992.9、R291/ヨゾ/1)資料番号:124145814
- 事前調査事項
- NDC
-
- 歴史 (2)
- 言語 (8)
- 参考資料
- キーワード
-
- 方言
- 地名
- ししりこ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000272673