レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年12月01日
- 登録日時
- 2019/08/18 11:15
- 更新日時
- 2019/08/18 11:15
- 管理番号
- 岡崎-401
- 質問
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沖縄にある「平和の礎(いしじ)」のいしじを文語体で表現すると、「いしじ」か「いしぢ」かどちらか。
- 回答
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漢字辞典で「礎」を引いても、読みに「いしじ」は出てこない。
国立国会図書館サーチのレファレンス事例「「礎」という字を「イシジ」と読むことがあるが、なぜか知りたい【URL1】」から【資料1】【資料2】【資料3】を参照。「いしじ」は沖縄の方言だと分かる。
文語体は【資料4】【資料5】【URL2】から原則、歴史的仮名遣いで表記されることが分かる。
【資料1】の凡例「歴史的仮名遣い」の項目には「1歴史的仮名遣いが見出しの仮名遣いと異なるものについては、見出しのすぐ下に、小さい字で、その歴史的仮名遣いを示す。」となっており、「いし-じ」の見出し下には小さく「‥ヂ」と書かれてある。よって「いしぢ」が文語体で表現されたものだとわかる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『日本国語大辞典 第1巻 あ-いろこ』小学館国語辞典編集部/編集 -- 小学館 -- 2000.12 -- (【資料1】凡例P5、P948)
- 『日本方言大辞典 上巻 あ〜そ』尚学図書/編集 -- 小学館 -- 1989.3 -- (【資料2】P167)
- 『沖縄語辞典』内間 直仁/編著 -- 研究社 -- 2006.5 -- (【資料3】P22)
- 『俳句で楽しく文語文法』山西 雅子/著 -- 角川書店 -- 2004.5 -- 角川選書 365 (【資料4】P10~20)
- 『完本文語文』山本 夏彦/著 -- 文芸春秋 -- 2000.5 -- (【資料5】)
- 「礎」という字を「イシジ」と読むことがあるが、なぜか知りたい。沖縄の平和祈念公園の中に「平和の礎(イシジ)」というものがある。(埼玉県立久喜図書館) |書誌詳細|国立国会図書館サーチ(https://iss.ndl.go.jp/books/R000000006-I000084633-00) (【URL1】平成26年12月1日確認)
- 文語体 - Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E8%AA%9E%E4%BD%93) (【URL2】平成26年12月1日確認)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000260255