レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年02月21日
- 登録日時
- 2019/07/22 19:50
- 更新日時
- 2019/07/22 19:50
- 管理番号
- 岡崎-373
- 質問
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「人の一生は・・・」という徳川家康の遺訓は家康が書いたものではないと聞いた。このことについて書かれた資料がみたい。
- 回答
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【資料1】論文「一連の徳川家康偽筆と日課念佛」の中で「この「訓へ」は家康の遺訓ではなく、實は水戸光圀の作として傳へられてゐた「教訓」である」との記載あり。
【資料2】論文「徳川家康遺訓「人の一生は」について」では、水戸光圀伝と伝えられる「人のいましめ」の一文がどのような変遷をたどって「東照神君御遺訓」へと解題され、「人の一生は」の一文へと変化したのかについて言及されている。
【資料3】は【資料1】【資料2】をもとに考察している。
そのほか【資料4】【資料5】に「東照宮御遺訓」について記載あり。
【資料6】【資料7】「家康遺訓と日課念仏は同一筆者による偽作」説を発表した徳川義宣氏の新聞記事。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2)
- 参考資料
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- 『金鯱叢書 第8輯』所 三男/編集 -- 徳川黎明会 -- 1981 -- (【資料1】p.627-798)
- 『金鯱叢書 第9輯』大石 慎三郎/編集 -- 徳川黎明会 -- 1982 -- (【資料2】p.397-411)
- 『 江戸時代の古文書を読む 家康・秀忠・家光』徳川黎明会徳川林政史研究所/監修 -- 東京堂出版 -- 201206 -- ( 【資料3】p.18-19、38-40)
- 『徳川イデオロギー』ヘルマン・オームス/編 -- ぺりかん社 -- 199607 -- ( 【資料4】p.109-128)
- 『近世仏教治国論の史料と研究』平野 寿則/編著 -- 清文堂出版 -- 200702 -- (【資料5】p.325-422)
- 『家康遺訓や日課念仏元幕臣の偽作だった』-- 198105 -- 「中日新聞」昭和56年5月20日より複写 (【資料6】)
- 『家康遺訓偽筆説 公表の徳川義宣氏に聞く』-- 198105 -- 「中日新聞」昭和56年5月30日より複写 (【資料7】)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000258920