レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年07月24日
- 登録日時
- 2019/03/08 12:14
- 更新日時
- 2019/03/28 11:28
- 管理番号
- 新県図-01383
- 質問
-
解決
小千谷の郷塾朝陽館について
- 回答
-
当館所蔵資料を調査したところ、下記(1)~(4)の資料に小千谷の郷塾朝陽館に関する記述が見つかりました。
(1)『小千谷市史』上巻(小千谷市史編修委員会/編 国書刊行会 1981)
p1135~1138に朝陽館及び耕読堂(朝陽館より改称)の歴史に関する項目があり、朝陽館で教師を務めた藍沢北溟、鶴田東野が山子学を始めた「片山兼山」の門下である旨の記述がありました。
(2)『小千谷市史』史料集(小千谷市史編修委員会/編 小千谷市教育委員会 1972)
p128~132に上記(1)内で紹介されていた『やせかまど』の付録4「学館の事」が掲載されており、朝陽館の歴史に関する記述がありました。
(3)『新潟県教育百年史』明治編(新潟県教育百年史編さん委員会/編 新潟県教育庁 1970)
p52~53「耕読堂(朝陽館)」の項に、「北溟が山子学を講ずると名声大いにおこり」や「千里は専ら山子学を講じて一六年、」(「千里」は鶴田東野のことです)と記述がありました。
(4)『文化論・生活論・学問論・史学論』(伊東多三郎/著 吉川弘文館 1983)
p314~322「四 私塾の盛況」内p318~322に朝陽館及び耕読堂の歴史に関する記述がありました。
なお、p296~304「二 庶民と学問」内p301~304に越後における折衷学派(山子学を含む)に関する記述があり、p302には(主に越後の)「山子学系統図」が掲載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 北陸地方 (214)
- 参考資料
- キーワード
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- 郷塾
- 朝陽館
- 耕読堂
- 鶴田東野
- 藍沢北溟
- 山子学系統図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000252792