以下の資料を紹介した。
・『宇宙植物学の課題』 管洋/編 学会出版センター 1990年
主に、藻などを使用した実験や重力反応について記述があります。
・『宇宙の生活大研究』 渡辺勝巳/監修 PHP研究所 2014年
p54-55 火星での野菜の栽培について記述があります。
・『知って納得!植物栽培のふしぎ』 田中修・高橋亘/著 日刊工業新聞社 2017年
p136-153 宇宙にタネを持っていくと性質が変化するか、宇宙で植物は育つのか等について記述があります。
・『宇宙で暮らす道具学』 松村秀一・松本信二/監修 雲母書房 2009年
p195 水耕栽培について記述があります。
・『宇宙生活読本』 スペースライフ研究会/編著 ビジネス社 1997年
p61 植物が無重力に適応するかの実験について記述されています。
「かいわれ大根は上下左右あちこちに伸びたが、インゲン豆とそら豆は真っ直ぐに成長した」「種によって差がある」との記述があります。
・『野口さん、宇宙ってどんなにおいですか?』 野口聡一/著 大江麻理子/著 朝日新聞社 2012年
p107 宇宙庭(食用や光合成にためではなく、育てたり鑑賞することによって、クルー達の精神にどのような影響を与えるか といった実験)について記述されています。実験に用いた植物は記述されていません。
p110 麦を育てる実験について記述されています。
JAXAのホームページのトップページからサイト内検索に「植物」と入力すると「宇宙を感じる植物のしくみ」というPDFデータや「月面の植物栽培計画」のページ等を閲覧できます。
インターネットサイト「CiNii」で論文の検索ができます。
・論文「国際宇宙ステーション実験による植物の抗重力反応機構の解明」
シロイヌナズナを用いた実験。専門的な用語が多く使われている。
・論文「極限環境下での植物利用のアストロバイオロジー」
火星での温室ドームを用いた栽培について書かれた論文です。低圧環境下での発芽実験についてもかかれています。
カイワレダイコン、イネ、チンゲンサイ、ソバ、モロヘイヤ、シュンギク、コマツナ、キュウリ、オクラ、ナスについて記述されています。