レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年04月18日
- 登録日時
- 2017/07/05 16:48
- 更新日時
- 2017/07/14 18:24
- 管理番号
- 0000110673
- 質問
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解決
明治28年下関講和条約交渉の時、清国全権・李鴻章が暴漢に襲われた事件について
1.事件発生の年月日
2.警備担当の長は、石川某との伝承があるが、正確な姓名が知りたい。
3.彼はこの事件で、解任、更迭されたらしいが、事実か。
4.石川某は下関警察署長か、山口県警察本部長か。
- 回答
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1.下記資料1~3によれば、李鴻章全権大臣への狙撃事件は明治28年3月24日に発生。
2.資料1に清国講和使節来朝警備配置の一覧があり、これによれば、警備本部長は「後藤松吉郎」となっている。なお、この中には、石川姓の人物は見当たらず。資料2~3でも警備の責任者は後藤松吉郎となっている。
3・4.資料1によれば、後藤松吉郎は3月26日付けで懲戒免官となっており、「山口県警部長」の職を免官処分となっている。なお、資料2~3では、役職名は「山口県警察部長」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 中国地方 (217 9版)
- 参考資料
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1 山口県警察史編さん委員会 編 , 山口県警察本部. 山口県警察史 上巻. 山口県警察本部, 1978. p568-570,562-563,578-579.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001394746-00 (国立国会図書館デジタルコレクションにあり(図書館間送信参加館公開) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9770423) -
2 小川国治 [ほか]著 , 小川, 国治, 1936-. 山口県の百年. 山川出版社, 1983. (県民100年史 ; 35) p85-86.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001688194-00 (国立国会図書館デジタルコレクションにあり(図書館間送信参加館公開) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9575529) - 3 永岡栄吉. 緑と黄の対角線-日清講和会議始末-. 下関郷土会, 1965. 郷土 通巻11号 p. p81-89 (当館請求記号 Y267 J0)
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1 山口県警察史編さん委員会 編 , 山口県警察本部. 山口県警察史 上巻. 山口県警察本部, 1978. p568-570,562-563,578-579.
- キーワード
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- 下関講和条約
- 下関条約
- 日清講和条約
- 馬関条約
- 李鴻章
- 伊藤博文
- 陸奥宗光
- 狙撃
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000218368