レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/05/10
- 登録日時
- 2017/06/10 00:30
- 更新日時
- 2017/06/10 00:30
- 管理番号
- 6900002810
- 質問
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解決
昭和13年に内務省が通達した「児童読物改善に関する内務省指示要綱」が成立した経緯やその影響を知りたい。
- 回答
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以下の資料に記述があった。
・『叢書児童文化の歴史 2:児童文化と学校外教育の戦中戦後』(港の人 2012.6)
p.208-211に通達の解説がされている。
・『はじめて学ぶ日本の絵本史 Ⅱ(シリーズ・日本の文学史):15年戦争下の絵本』(鳥越信/編・著 ミネルヴァ書房 2002.2)
p.344に通達に関する記述があるほか、p.355-357に通達の全文が掲載されている。
・『児童文化とは何であったか』(浅岡靖央/著 つなん出版 2004.7)
p.52の第二章「児童読物の統制」で詳しく取り上げられている。
・『少国民文化をめぐって』(佐伯郁郎/著 日本出版社 1943.11)
p.158から、通達に関する当時の状況、経緯が記されている。
・浅岡邦雄「「児童読物改善」と佐伯郁郎」『日本古書通信』79<2>(日本古書通信社 2014.2)p.8-9
・管忠道「自伝的児童文化史23」『子どもの本棚』3(1)<39>1974.1
「自伝的児童文化史24」『子どもの本棚』3(2)<40>1974.2
・宮崎芳彦「日中戦争期の児童文学と出版の構造-『児童読物改善に関する内務省指示要綱』のターゲットとイデオロギー」『白百合児童文化』<10>(白百合女子大学児童文化学会(児童文学・文化専攻) 2000.3)p.22-87
・宮本大人「沸騰する「教育的」漫画論--「児童読物改善ニ関スル指示要綱」の通達前後」『白百合児童文化』<13>(白百合女子大学児童文化学会(児童文学・文化専攻) 2004.3)p.33-58
[事例作成日:2017年5月10日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 漫画.挿絵.児童画 (726 8版)
- 参考資料
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- 叢書児童文化の歴史 2 港の人 2012.6 (208-211)
- はじめて学ぶ日本の絵本史 Ⅱ 鳥越/信∥編・著 ミネルヴァ書房 2002.2 (344)
- 児童文化とは何であったか 浅岡/靖央∥著 つなん出版 2004.7 (52)
- 少国民文化をめぐって 佐伯/郁郎∥著 日本出版社 1943.11 (158)
- 日本古書通信 日本古書通信社 79(2)<1015> (p.8-9)
- 子どもの本棚 日本子どもの本研究会 3(1)<39>
- 子どもの本棚 日本子どもの本研究会 3(2)<40>
- 白百合児童文化 白百合女子大学児童文化学会(児童文学・文化専攻) <10> (22-87)
- 白百合児童文化 白百合女子大学児童文化学会(児童文学・文化専攻) <13> (33-58)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 法律
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000217119