レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年07月07日
- 登録日時
- 2017/01/14 15:35
- 更新日時
- 2017/03/15 14:11
- 管理番号
- 埼久-2016-101
- 質問
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解決
スポーツ科学の研究・知見を生かして、市民に成果を還元したい。参考となる資料、先進事例を知りたい。
- 回答
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以下の資料、情報を紹介した。
1 図書・雑誌
『スポーツイベントのマーケティング』(間宮聰夫[ほか]編著 市村出版 2010)
p138-240「7章 生涯スポーツイベントとマーケティング戦略事例」に「日本スリーデーマーチ」等14例のスポーツイベントのマーケティング事例あり。
『体育の科学 Vol.62』(杏林書院 2012.9)
「特集:健康・スポーツ施策の動向」
p644-650「健康づくりのための運動基準2006の改定の手順と方向性」等スポーツ・健康施策に関する記事あり。
2 雑誌論文
(1)《CiNii Articles》
二宮雅也著「「健康サービス産業」分野におけるスポーツ産業の発展に関する研究―「健康サービス産業創出支援事業」及び政策動向に着目して―」(「上智大学体育 40」p33-50 上智大学 2007.2)(http://ci.nii.ac.jp/naid/110006405507 国立情報学研究所)
p41に「表4 スポーツ産業主体による健康サービス産業への取り組み」として3事例、企業と大学、又は企業と大学と自治体による取り組み例あり。
p41-44に3事例「熟年体育大学リサーチコンソーシアム」(長野県松本市)、「仙台ウエルネス・コンソーシアム」(宮城県仙台市)、「大東ダイナミックプロジェクトについて」(大阪府大東市)の紹介あり。いずれも自治体も取組に関わっている。
遠藤大哉著「総合型地域スポーツクラブへの所沢市民の期待に関する報告」(「早稲田大学人間科学研究 第13巻第1号」p113-125 早稲田大学 2000)(http://ci.nii.ac.jp/naid/110004631379 国立情報学研究所)
大学の社会還元という観点から企画している「ワセダスポーツアカデミー」に関連して行った所沢市民への調査、一般市民が「スポーツクラブ」にどのような期待を持っているかについて報告である。
宮内孝知著「スポーツを通して地域に開かれた大学の可能性と課題-大学の運動施設を活用したクラブ運営の事例-」(「大学体育 29(3)」p109-114 全国大学体育連合 2003.3)(http://ci.nii.ac.jp/naid/110008691991 国立情報学研究所)
ワセダスポーツアカデミーの事例報告である。
永谷稔[ほか]著「大学を拠点とした総合型地域スポーツクラブ化への模索について」(「北海道浅井学園大学短期大学部研究紀要 第43号」p43-52 北海道浅井学園大学短期大学部 2005.3)(http://ci.nii.ac.jp/naid/110004628157 国立情報学研究所)
大学の現代社会、地域社会への還元としての総合スポーツクラブ「AOC (浅井学園オープンカレッジAsaigakuen Open College)スポーツクラブ」の事例報告。
内藤正和著「運動・スポーツを通した大学の地域貢献に関する研究」(「愛知学院大学心身科学部紀要 第2号増刊号」p69-76 愛知学院大学 2007.3)(http://ci.nii.ac.jp/naid/110006424696 国立情報学研究所)
大学資源の地域での活用に関する論文である。
(2)「健康・スポーツ科学センター所報 第8巻 久留米大学」(http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~kenspo/shohou/8.pdf 久留米大学)
「巻頭言」に健康・スポーツ科学センターについて、スポーツ科学・スポーツ医学等の研究成果を地域住民に還元しているとあり。
p24-「地域への取り組み」として各市で行った講座の概要あり。
3 インターネット情報
《スポーツマネジメント研究室 地域連携活動事業報告会を開催しました》(https://www.ygu.ac.jp/info/detail.php?id=8SsEXAvC 山梨学院大学)
文部科学省の「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」に関する内容で、山梨学院大学と山梨県笛吹市で連携事業を行ったとの記述あり。
《平成25年度「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業(大学・企業のスポーツ資源を活用した地域コミュニティ活性化促進事業)」事業選定結果について》(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/05/1335040.htm 文部科学省)
「スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業」対象事業として「大学等において、スポーツ医・科学の研究成果を活用した地域のスポーツ指導者の養成等、スポーツを通じた地域貢献活動を実施。」の記述あり。
平成25年度の事業参加団体として自治体名、教育委員会名と連携先の大学名の一覧あり。埼玉県内は吉見町と武蔵丘短期大学の連携事例あり。
《(報道資料)「関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センター(仮称)」関係者連絡協議会の発足について~北大阪急行線の新駅(箕面船場駅)拠点整備をめざして~》(https://www.city.minoh.lg.jp/machidukuri/houdou/sportshealthcare.html 箕面市)
「トップアスリートの運動器検診やリハビリ指導実践により蓄積したデータを基に予防医学研究を進め、住民に還元して健康寿命の延伸モデルをつくります。」「これらすべてのリソースを一般住民に広く還元することにより、運動機能の低下防止や介護予防など、住民の健康寿命の延伸をめざします。」とあり。
《関西大学社会連携部》(http://www.kansai-u.ac.jp/renkei/partnership/case_list/index.html 関西大学)
「地域連携事例集」>「文化 スポーツ振興」に「市民の健康増進と競技力向上のためのスポーツ教室 ~スポーツ科学の体現を目指して~」あり。
「地域住民を対象に各種スポーツ教室を実施しています。からだの動きの基本から専門的な技術指導まで、スポーツ科学の理論と実践を統合した指導を行っています。」とあり。
- 回答プロセス
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1 スポーツ関連の図書を調査する
2 自館目録を全項目〈スポーツ & 住民〉〈スポーツ施策〉〈スポーツ & 施策〉、出版年〈2000年以降〉で検索したが、該当なし
3 《Google ブックス》(http://books.google.co.jp/ Google)を〈スポーツ & 住民 & 還元〉で検索するが該当なし
4 《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈スポーツ科学 & 住民 & 還元〉で全文検索する
5 《国会図書館リサーチ・ナビ》(http://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/ 国会図書館)を〈スポーツ施策〉で検索するが、関連しそうなものは所蔵なし
6 《国会図書館 NDL-OPAC(雑誌記事索引)》(https://ndlopac.ndl.go.jp/ 国会図書館)を〈スポーツ施策〉で検索する
7 NDC分類〈780〉の書架を調査する
8 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈スポーツ科学 & 地域 & 連携〉〈スポーツを通じた地域コミュニティ活性化促進事業〉〈スポーツ科学 & 住民 & 還元〉で検索する
9 《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈スポーツを通じた地域〉で検索する。スポーツによる地域活性化についての論文が多数ヒットする
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2016年7月7日。
- 事前調査事項
- NDC
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- スポーツ.体育 (780 9版)
- 参考資料
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- 『スポーツイベントのマーケティング』(間宮聰夫、野川春夫編著 市村出版 2010)
- 『体育の科学 Vol.62』(杏林書院 2012.9)
- 「上智大学体育 40」(p33-50 上智大学 2007.2)
- 「早稲田大学人間科学研究 第13巻第1号」(p113-125 早稲田大学 2000)
- 「北海道浅井学園大学短期大学部研究紀要 第43号」(p43-52 北海道浅井学園大学短期大学部 2005.3)
- 「愛知学院大学心身科学部紀要第2号増刊号」(p69-76 愛知学院大学 2007.3)
- キーワード
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- スポーツ科学
- スポーツ施策
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000206548