レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/1/26
- 登録日時
- 2016/05/01 15:01
- 更新日時
- 2016/10/13 14:28
- 管理番号
- 00176
- 質問
-
解決
明治・大正時代の海外渡航についての本で、「病気だと渡航できない」旨が書いてあるものはあるか。
また、その病名は。
- 回答
-
自館所蔵資料では不見当。
国立国会図書館デジタルコレクションを紹介。
『米国布哇渡航問答』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/767416
p77(46コマ)病気になると外国へ行けない規則があると書かれている。
『海外渡航者のしをり』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/933584
p12(13コマ)眼の検査(トラホーム等)や十二指腸蟲の検査について書かれている。
p35~40(24~27コマ)アメリカ合衆国やカナダで入国禁止になる場合の例として、
伝染病患者等が列挙されている。
『日本郵船株式会社渡航案内』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948469
p85(63コマ)乗船心得の欄に、精神錯乱者と伝染病者には乗船を拒絶すると書かれている。
『最新海外渡航案内』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948584
p7(13コマ)「トラホームの有る者、十二指腸虫のある者は、北米合衆国領土及び
英領加奈陀等には絶對に行けない。」と書かれている。
『海外渡航研究』
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/971901
p68~69(47コマ)外国での入国が禁止されるものの病名等が書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 海外渡航
- 病気
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000191809