レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/7/30
- 登録日時
- 2016/03/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:31
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000179
- 質問
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解決
【普通選挙について】 ①普通選挙法施行後最初の選挙は何年に行われたか。
②普通選挙前の納税資格は何円か。
③それは現在の貨幣価値にするといくらぐらいか。
- 回答
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①普通選挙は、大正14年(1925年)5月5日公布の衆議院議員選挙法によって定められ、昭和3年(1928年)2月20日の第16回総選挙で最初に実施された。
『国史大辞典 12』(111251039)p.275
②明治22年(1889年)2月11日公布の衆議院選挙法では、直接国税15円以上を納める者。その後、明治33年(1900年)3月29日の改正で10円に低減され、大正8年5月23日の改正で3円となった。
『国史大辞典 7』(11081266)p.260
③米価 ・小売価格、及び消費者価格指数を指標に換算すると、以下の通り。(換算表)
『物価の文化史辞典』(11298089)p.15、28、29、446
「戦後昭和史」
【URL】http://shouwashi.com/transition-consumerprice.html
【換算の計算方法】
現在の価格及び指数 ÷ 当時の価格及び指数 × 当時の直接国税
明治22年(1889) 15円・・・74,391円(米価)、713,415円(大工手間代)、57,666円(消費者物価指数)
明治33年(1900) 10円・・・18,425円(米価)、229,412円(大工手間代)、38,444円(消費者物価指数)
大正 8年(1919) 3円・・・2,695円(米価)、22,328円(大工手間代)、4,061円(消費者物価指数)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 社会科学 (3 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000190146