レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年4月12日
- 登録日時
- 2013/06/12 15:16
- 更新日時
- 2014/05/20 14:46
- 管理番号
- 中央-1-00523
- 質問
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解決
次の4名の経歴が載っている資料はあるか。伝記のようなものが望ましい。
(1)石井十次(児童養護の先駆者)
(2)石井亮一(知的障害児童への教育者)
(3)野口幽香(乳幼児院の設立者)
(4)留岡幸助(教護院の設立者)
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
『日記に読む近代日本 2 明治後期』 千葉 功/編 吉川弘文館 2012
『一路白頭ニ到ル 留岡幸助の生涯(岩波新書 黄版)』 高瀬 善夫/著 岩波書店 1982
『福祉実践にかけた先駆者たち 留岡幸助と大原孫三郎』 兼田 麗子/著 藤原書店 2003
『留岡幸助と感化教育 思想と実践』 田沢 薫/著 勁草書房 1999
『留岡幸助 自叙/家庭学校 人間の記録』 留岡 幸助/著 日本図書センター 1999
『ふるさと歴史新聞 6 きょう土につくした人びと ふるさとに文化のともしびを』 和順 高雄/文 ポプラ社 1996
『光ほのかなれども 二葉保育園と徳永恕(現代教養文庫)』 上 笙一郎/著 社会思想社 1995
『無名の人石井筆子 “近代”を問い歴史に埋もれた女性の生涯』 一番ケ瀬 康子/編 ドメス出版 2004
『天使のピアノ 石井筆子の生涯』 真杉 章/文 ネット武蔵野 2000
- 回答プロセス
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・『現代教育学事典』(青木 一/[ほか]編、労働旬報社、1988)に4人とも載っており、大体の経歴はわかった。
・『図説 教育人物事典 中』(唐沢 富太郎/編著、ぎょうせい、1984)に石井亮一、『図説 教育人物事典 下』(唐沢 富太郎/編著、ぎょうせい、1984)に石井十次、留岡幸助の詳しい解説あり。また、この資料の参考文献より、『明治文學全集 88 明治宗教文學集』(小崎 弘道/著者代表
、筑摩書房、1975)に石井十次氏、留岡幸助の著作が収録されていることがわかった。解説や年譜もあり。
・さいたま市図書館蔵書検索をしたところ、以下の資料が見つかった。
『日記に読む近代日本 2 明治後期』(千葉 功/編、吉川弘文館、2012)に「石井十次日誌」が入っており、小さな評伝のようになっている。
『一路白頭ニ到ル 留岡幸助の生涯(岩波新書 黄版)』(高瀬 善夫/著、岩波書店、1982)、『福祉実践にかけた先駆者たち 留岡幸助と大原孫三郎』(兼田 麗子/著、藤原書店、2003)、『留岡幸助と感化教育 思想と実践』(田沢 薫/著、勁草書房、1999)、『留岡幸助 自叙/家庭学校 人間の記録』(留岡 幸助/著、日本図書センター、1999)
に留岡幸助について記述あり。
『ふるさと歴史新聞 6 きょう土につくした人びと ふるさとに文化のともしびを』(和順 高雄/文、ポプラ社、1996)p.4~7に、「みやざき 多くの孤児をすくった石井十次」があり。
・野口幽香は二葉保育園の設立者であることがわかったので、次の二葉保育園の本か記述が見つかった。
『光ほのかなれども 二葉保育園と徳永恕(現代教養文庫)』 上 笙一郎/著 社会思想社 1995
p.35~に、「二基のいしずえ 野口幽香と森島美根」があり。
p.36に、『現代婦人伝』(神埼清編著、中央公論社、1940)の中に、野口幽香の章があるとの記載あり。
・石井亮一は石井筆子の夫であることがわかったので、石井筆子の次の本から記述が見つかった。
『無名の人石井筆子 “近代”を問い歴史に埋もれた女性の生涯』 一番ケ瀬 康子/編 ドメス出版 2004
p.71~に「石井亮一との共同事業へ」があり。
『天使のピアノ 石井筆子の生涯』 真杉 章/文 ネット武蔵野 2000
p.20に「筆子、石井亮一と再婚」、p.28に「夫・石井亮一の死と筆子の2代目学園長就任」があり、
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 教育史.事情 (372 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000132410