レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月02日
- 登録日時
- 2011/06/11 11:07
- 更新日時
- 2011/06/12 12:26
- 管理番号
- 20110602/528
- 質問
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解決
「ヤタノカラス」について
- 回答
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『日本大百科全書』には「八咫烏(やたがらす):記紀神話に出てくる大きな鳥、あるいは頭の大きな大鳥。『日本書紀』では、頭八咫烏という。・・・」とある。
また、Wikipediaには「一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わるが、3本足と明記された史料はない。」との記述がある。
質問者は八咫烏の絵を見たいとのことで、絵が載っている資料を探したが見つからなかった。
(インターネットで検索すると複数の画像がヒットするので、画面上では閲覧可能。)
参考までに、八咫烏は日本サッカー協会のシンボルマークに用いられているので、日本サッカー協会の旗章を紹介した。
また、絵ではないが、岡登貞治編『文様の事典』「烏文」の項に、三本足のカラスの図が載っている。京都市の熊野神社(江戸時代までは熊野権現)の侍者(つかわしめ)とされ、同社の神紋と定められており、この神社が出す牛王宝印(ごおうほういん)は烏の群がる図様とのこと。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本語 (031 9版)
- 伝説.民話[昔話] (388 9版)
- グラフィックデザイン.図案 (727 9版)
- 参考資料
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- 『日本大百科全書 23』小学館 1988.9 (031/72/23)
- 『日本伝奇伝説大事典』乾克己[ほか]編 角川書店 1986.10 (388.1/177)
- 『日本神話事典』大林太良監修 吉田敦彦監修 大和書房 1997.6 (R164.1/10003)
- 『最新サッカー百科大事典』日本サッカー協会編 日本サッカーライターズ協議会編 大修館書店 2002.4 (R783.4/10081)
- 『文様の事典』岡登貞治編 東京堂出版 1968 (727/75)
- Wikipedia 「八咫烏」(確認日:2011年6月2日) (http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%92%AB%E7%83%8F)
- キーワード
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- 八咫烏
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000087271