レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年08月02日
- 登録日時
- 2009/08/06 15:24
- 更新日時
- 2018/03/07 17:01
- 管理番号
- 10160
- 質問
-
解決
金毘羅船々(こんぴらふねふね)の起源についてしりたい。
- 回答
-
・『町史ことひら 4(民俗/史跡・碑/文化財・人物編)』( 琴平町史編集委員会/編 琴平町 1997.3)
民俗編 第十章民謡・里謡・小唄・唱歌 金毘羅船々の項(327頁)に次の記述がある。
「元唄「金毘羅船々」が歌われかけたのは、天保年間とか明治初期とか各説ある。こんぴら信仰から
生まれたもので、道中歌やお座敷歌として全国に知られ、地元琴平では盆踊りや座敷遊びによく歌われた。」
・「民謡・踊 こんぴら船々~21世紀へ残したい香川(105)」(四国新聞 2002年4月22日付)
記事中に次の記述がある。
「唄の起源についても、諸説がある。元禄(一六八八―一七〇四年)のころ、金毘羅船の出た大坂港の宿場から
歌い出された▽天保年間(一八三〇―四四 年)▽明治の初期―など。」
記事は、インターネットで公開されている。
〔記事のURL〕〔最終確認:2009年9月3日〕
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/bu/9/index.htm
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 伝説.民話[昔話] (388)
- 四国地方 (218)
- 参考資料
- キーワード
-
- 金毘羅船々 金比羅船々 こんぴら船々
- 道中歌
- お座敷歌
- 盆踊り
- お座敷遊び
- 民謡
- 騒ぎ唄
- 参詣客
- 芸者
- 香川県
- 民謡-日本
- 酒盛唄(酒宴歌)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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定番事例
(関連情報)
・ふるさと香川 みどり・うるおい・にぎわい 小学校 香川県ふるさと教材作成委員会/〔編〕香川県教育委員会2005.3K375.3
3)全国的に大流行「こんぴら船々」
http://www.pref.kagawa.jp/kenkyoui/gimu/gimu/furusato/kagawa/s_pdf/54_57.pdf
※楽譜、歌詞(5番まで)、振り付け等 あり
・日本民謡事典 長田暁二/編著 全音楽譜出版社 2012.5 388.91
※p.716楽譜、歌詞、解説などあり。
・ことひら 昭和36年 (K1705 K2 1-16)
※p.76-77「こんぴら船々のこと(伏見一九甫)」あり。
「安田徳太郎著の中に金刀比羅宮の事があったので記載して見ることにした原文のまゝ。・・・(中略)・・・ただこんぴら船々について変った事をいって居るので書いて見る事にした。」
安田徳太郎の何の著作かなど、出典は記載なし。「レプチャ語」などあるので、次の本か?(※当館所蔵なし)
・日本人の歴史. 第1 (万葉集の謎) 安田徳太郎 著. 光文社, 1955. カッパ・ブックス
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000056927