レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/02/18
- 登録日時
- 2009/03/31 02:10
- 更新日時
- 2012/03/19 16:02
- 管理番号
- C2009T0302
- 質問
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解決
世界のコンテナの荷動き量がわかる輸送統計資料にはどのようなものがありますか。
- 回答
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世界のコンテナ荷動き実績を調べるには、次のような資料があります(【 】内は当館請求記号です)。
●『世界のコンテナ船隊および就航状況』(日本郵船株式会社調査グループ編 日本海運集会所 年刊)
Drewry社のデータをもとに、世界のコンテナ荷動き量、アジア-欧州間の往復航荷動き量の推移が掲載されています。また、PIERSデータをもとに、アジア-米国間、欧州-米国間の往復航荷動き量の推移も掲載されています。2007年版の場合、いずれのデータも2001年から2006年までの推移です。
●『荷主と輸送』(日本荷主協会 月刊 【Z5-207】)
巻末にアジア、日本-米国間、日本-中国間のコンテナ荷動き量のデータが掲載されています。アジア、日本-米国間のデータはPIERSデータをもとに日本海運振興会調査部が集計した数値で、日本-中国間のデータは海運同盟事務局の集計数値です。34巻12号のpp.2-7に、「2007年主要航路コンテナ荷動き量 北米向けは伸び鈍化、欧州向け好調、アジア域内も順調な伸びに」という記事を収録しており、北米航路、欧州航路、アジア域内航路にわけ、主要航路のコンテナ荷動き実績を紹介しています。
●『海事レポート』(国土交通省海事局 年刊 【Z41-4722】)
日本の海運、造船などの海事産業について国土交通省がまとめた資料です。北米航路、欧州航路、アジア域内航路のコンテナ荷動量の推移等が掲載されています。国土交通省ホームページ内の海事レポート(http://www.mlit.go.jp/hakusyo/kaijireport/kiajireport.htm )で過去10年分の概要を見ることができ、平成19年度版ではPIERSデータをもとに日本海事センターがまとめた「北米航路国別コンテナ荷動量推移」などを確認することができます。
●“Containerisation international”(Emap Business Communications 月刊 【Z54-B507】)
毎号、MDS Transmodal社のデータをもとに、「Trade Statistics」で、欧州航路、北米航路、極東航路ごとのコンテナ荷動き量の統計実績と予測数値が掲載されています。2008年10月号では、オセアニア、東・南アフリカ、極東、南アジア、ラテンアメリカ、西アフリカ-欧州間の欧州航路について、2008年9月号 では、オセアニア、東・南アフリカ、極東、南アジア、ラテンアメリカ、西アフリカ、欧州-北米間の北米航路について、2008年8月号では、北米、欧州、オセアニア、東・南アフリカ、南アジア、ラテンアメリカ、西アフリカ-極東間の極東航路について、2006年から2011年(予測も含む)のデータを紹介しています。
●日本海事センター
(http://www.jpmac.or.jp/db_sp_top/marine_transportation_info.html )
「世界の海上輸送情報」では、主要地域間のコンテナ荷動き量が掲載されています。Global Insight社のデータを日本海事センターが集計したものです。「日本・アジア/米国間のコンテナ輸送情報」では、PIERSデータをもとに、アジア18ヶ国-米国間のコンテナ荷動き量が掲載されています。
上記資料は最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合があります。また、一部の資料については刊行年、巻次等によって請求記号が異なるため、ここでは記載を省略しています。当館蔵書検索・申込システムNDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/index.html )によって、請求記号をご確認ください。
(インターネット最終アクセス日:2009年2月18日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 海運 (683 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 海運
- コンテナ輸送
- 運送
- 貨物
- 統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000053243