レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年09月05日
- 登録日時
- 2008/10/10 15:32
- 更新日時
- 2015/08/21 13:51
- 管理番号
- 0110301091
- 質問
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解決
山村暮鳥作「風は草木にささやいた」所収「人間に与える詩」について
資料によって「ひつ裂き」、「ひき裂き」と違う言葉が使われているが、どちらが正しいのか。また、「大風」「樹木」のヨミは?
- 回答
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「風は草木にささやいた」(大正7年白日社刊)が初出。この原文には「ひつ裂き」が使われているため、「ひつ裂き」が正しいと思われる。
、「大風」「樹木」のヨミに関しては、山村暮鳥の展示を開催したことのある土屋文明記念文学館へと問い合わせたところ、“断定は出来ないが、文学の常識として、漢文は音読み、詩は訓読みという事が一般的である。特殊なヨミの場合は、必ずルビが振ってある。”とご回答いただいた。
以上のことから、「大風」は「おおかぜ」、「樹木」は「じゅもく」が正しいと思われる。
- 回答プロセス
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当館所蔵のものすべてを確認するが、振り仮名が振ってあるものがなく、「大風」と「樹木」のヨミは不明。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 9版)
- 参考資料
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山村暮鳥 著 , 山村, 暮鳥, 1884-1924. 風は草木にささやいた. 白日社, 1918.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000535123-00 (当館資料番号 110334489) -
山村, 暮鳥, 1884-1924 , 山村暮鳥 著. 風は草木にささやいた. 白日社, 1918.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001547977-00
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山村暮鳥 著 , 山村, 暮鳥, 1884-1924. 風は草木にささやいた. 白日社, 1918.
- キーワード
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- 山村暮鳥
- 人間に与える詩
- 風は草木にささやいた
- 照会先
- 寄与者
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- 土屋文明記念館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 団体
- 登録番号
- 1000047984