レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007/11/28
- 登録日時
- 2008/03/22 02:10
- 更新日時
- 2012/03/21 11:56
- 管理番号
- C2008T0301
- 質問
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解決
目薬の市場動向を調べたい。
- 回答
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目薬の市場動向を調べるには次のような資料等があります。(【】内は当館請求記号)
●『一般用医薬品データブック』No.1 (年刊 富士経済)
2006年版の「Ⅲ.眼科用薬」に、市販されている目薬の主要有効成分、効能・効果から、過去10年の主要製品の発売動向、マーケットスケールの推移、市場占有状況、種類別マーケット動向、製品開発動向や主要製品リストが掲載されています。
●『医療用医薬品データブック』No.3 (年刊 富士経済)
2006年版の「2.感覚器官用剤」に、目薬についての記載があります。まず、緑内障治療剤と感染症点眼剤、抗アレルギー点眼剤などその他の眼科用剤の市場概況(市場規模の推移や特徴)が掲載されています。続いて、それぞれの対象疾患の概要や定義と診断基準(ガイドライン)、患者動向(現状分析と将来予測)、治療薬剤、市場概況やブランドシェア、開発状況、今後の方向性などがまとめられています。
上記2つの資料は、富士経済グループの最近の調査結果の一部を紹介している「マーケット情報」(https://www.fuji-keizai.co.jp/index.html )に、掲載されています。
●『日経市場占有率』(日本経済新聞出版社 年刊 【Z41-5497】)
品目ごとのシェアを記した資料で、目薬に関しては国内総出荷額、上位5社のシェアと売れ筋商品を紹介しています。市場の現状と今後の展望についても軽く触れられています。
●『薬事工業生産動態統計年報』(じほう 年刊 【Z41-5522】)
医薬品や医薬部外品などの生産、出荷、輸出入の状況を分類別にまとめた統計資料です。第9表、第10表の「特掲医薬品」の中に「眼科用剤」という項目があり、生産、輸入、出荷の金額や数量が掲載されています。医薬品薬効中分類別生産金額は厚生労働省ホームページ内の「薬事工業生産動態統計調査」(http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexk-kousei.html#kou23 )にも掲載されています。
●『小売薬業調査レポート』(薬局新聞社 年刊 【Z41-6878】)
OTC(一般用医薬品)の薬効別売り上げ比率の概要と8月期の地区別、月商規模別、立地条件別、業態別、店舗数別の統括表が掲載されており、目薬のデータもあります。なお、この資料は2004年で廃刊しています。
●『薬事ハンドブック』(じほう 年刊 【Z43-104】)
「一般用医薬品市場の動向」の中に眼科用薬の言及があり、薬効分類別の伸張率比較が掲載されています。また、大薬効分類別動向と大薬効群別伸張率の一覧表があり、一般用医薬品の中で目薬がどのくらいのシェアを占めているかを知ることが出来ます。
●「OTC売れ筋リサーチ 点眼剤「サンテ」がトップ3を独占 」(『日経ドラッグインフォメーション』107号(2006.9.10) pp. 58~60 日経BP社 【Z74-B430】)
『日経ドラッグインフォメーション』で不定期的に行われている、売れ筋のOTC薬を紹介するコラムです。点眼剤の市場は2006年9月10日号に掲載されました。大手・中堅ドラッグストアでの売れ筋商品のベスト10を紹介し、OTC点眼剤の役割、購買層、売れ筋商品の特徴などが掲載されています。
上記資料は最近のデータを調べるためのものです。年代を遡って調べる際は、資料のタイトルや当館請求記号が異なる場合があります。また、一部の資料については刊行年、巻次等によって請求記号が異なるため、ここでは記載を省略しています。当館蔵書検索・申込システムNDL-OPAC(http://opac.ndl.go.jp/index.html )によって、請求記号をご確認ください。
(インターネット最終アクセス:2007年11月28日)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 眼科学.耳鼻咽喉科学 (496 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 目薬
- 医薬品
- 点眼薬
- 眼科用薬
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000042769