レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/2/16
- 登録日時
- 2006/12/08 02:11
- 更新日時
- 2024/03/30 00:30
- 管理番号
- M06071215353342
- 質問
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備中西国三十三観音霊場について知りたい。
- 回答
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同霊場については『備中西国三十三所観音霊場』にその成立の背景が記されている。それによればこの霊場は西国三十三所霊場を模して、江戸時代中期(寛政年間)に柳井重法によって開かれた。三十三ヵ所の各霊場は柳井重法が著した『備中巡礼略記』という案内記などに記されている。この本に従えば霊場は備中十一郡(川上・上房・阿賀・後月・小田・浅口・下道・加陽・窪屋・都宇・哲多)にまたがり、行程五十余里となり、現在の距離になおすと約200㎞となる。この本は翻刻されており『吉備群書集成』に集録されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
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柳井重法「備中巡礼略記」『吉備群書集成 第貳輯』吉備群書集成刊行会,1921.
小田郡教育会編『増訂追補 小田郡誌 上巻』小田郡教育会,1941,667p.
小出公大『備中西国三十三所観音霊場』1987,92p.
川端定三郎『備中の霊場めぐり 岡山文庫』日本文教出版,1993,172p.
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柳井重法「備中巡礼略記」『吉備群書集成 第貳輯』吉備群書集成刊行会,1921.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2006071215315253342
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000032190