レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/08/19 14:03
- 更新日時
- 2010/08/19 14:03
- 管理番号
- 20100011
- 質問
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昭和20年頃、富山県内で採取量がピークを迎えた「松根油」について書かれたものはないか。
- 回答
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「松根油」は、松の根を乾溜してつくられる油状液体のことで、戦時中、航空機に使う燃料油として使われた。
「太平洋戦争末期の日本の航空燃料-代用燃料としての松根油-」(『戦争と平和 13号』 大阪国際平和センター, 2004, pp15-34)には製造法も書かれている。
また、『庄川町史』によると、「戦時中、松川除堤防の根固めに植え付けられた樹齢300年あまりの松の大樹が、ことごとく切り倒された」また、「閑乗寺山の東山見村共有林の松株も掘り起こした」とある。
- 回答プロセス
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『富山県史 索引』 『富山県大百科事典』には「松根油」の項はなかった。
国会図書館のリサーチ・ナビでの検索結果のうち、当館所蔵の下記の資料を提示した。
『庄川町史 上・下巻』(庄川町史編さん委員会,1975)
『戦争と平和 13号』 (大阪国際平和センター, 2004, pp15-34)
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000070354