レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/06/23
- 登録日時
- 2015/03/13 00:30
- 更新日時
- 2015/03/18 09:45
- 管理番号
- 所沢本-2014-036
- 質問
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解決
詩吟で歌う「弘道館梅花賞」(徳川斉昭・作)の内容、意味が知りたい。
- 回答
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以下の資料に記載があります。
〇『漢詩の名作集 上 』簡野道明/原著 明治書院 2011年
〇『日本 漢詩百選』 安藤英男/[著] 大陸書房 1977年
〇『詩吟道大鑑』 榊原帰逸/著 金園社 1981年
〇『日本漢詩紀行』 渡部英喜/著 東方書店 1995年
- 回答プロセス
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1 所蔵資料の内容確認
〇『日本 漢詩百選』 安藤英男/[著] 大陸書房 1977年
P128~129に以下の記載あり。
[題意] 「天保12年(1841年)、斉昭が42歳とき、水戸藩校・弘道館は仮開館式を挙げた。斉昭の構想いらい、7年がかりの大規模なもので、校内には多くの梅を植えた。この詩は、この梅に託して抱負を述べたものである。」
[大意] 「弘道館の校内にある沢山の梅は、今を盛りと咲ききそい、芳ばしい香りをただよわせている。梅の花は、好文と異名をとったくらいで、文学に関係が深いといわれている。しかし、梅花は、文だけではなく、武をも象徴していると思われる。見よ、きびしい霜雪にたえて、いちはやく花を咲かせる雄々しさよ。人間もこのように、文武両全でありたいものである。」
[余説][作者]の記載もあり。
〇『漢詩の名作集 上 』簡野道明/原著 明治書院 2011年
P2に記載あり。[訓詁][評釈]あり。
〇『詩吟道大鑑』 榊原帰逸/著 金園社 1981年
P638に記載あり。[通釈]あり。
〇『日本漢詩紀行』 渡部英喜/著 東方書店 1995年
P174~175に記載あり。解説等あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 漢詩文.日本漢文学 (919 9版)
- 参考資料
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- 漢詩の名作集 上 簡野道明/原著 明治書院 2011.4 921 978-4-625-66420-5
- 日本 漢詩百選 安藤英男/[著] 大陸書房 1977 919
- 詩吟道大鑑 榊原帰逸/著 金園社 1981.12 768.9
- 日本漢詩紀行 渡部英喜/著 東方書店 1995.8 919 4-497-95457-9
- キーワード
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- 弘道館梅花賞
- 徳川斉昭
- 詩吟
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000168922