レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/07/12
- 登録日時
- 2015/08/01 00:30
- 更新日時
- 2015/08/18 14:07
- 管理番号
- 6000023101
- 質問
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解決
第五回内国勧業博覧会について載っている資料はないか。
- 回答
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『日本博覧会史』p38-40によると、内国勧業博覧会は第五回まで行なわれ、第三回までは東京、第四回は京都、第五回は大阪が会場となった。第五回は明治32年に開設のはずだったが33年に政府はフランス、パリ万国博覧会に賛同することを決定したため、官民ともに準備に忙しく延期となり、明治36年3月1日より7月31日まで大阪市南区天王寺今宮で開設された。会期は従来の博覧会中最長の153日間、会場敷地は大阪市が無償提供し、植樹、道路施設等も大阪市が負担した。
建物の名称までは判読できないが博覧会会場全図も掲載あり。
『明治ニュース事典 第7巻 明治36年-明治40年』p397-399、当時の新聞記事で様子がわかる。
『明治時代史大事典 第2巻 さ~な』p909-912、全五回の図・写真あり。
- 回答プロセス
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当館所蔵のデータベース「聞蔵Ⅱ」で検索し、1903年開催を確認。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『日本博覧会史』 山本 光男/著 理想社 (p38-40)
- 『明治ニュース事典 7』 明治ニュース事典編纂委員会/編 毎日コミュニケーションズ (p397-399)
- 『明治時代史大辞典 2』 宮地 正人/編 吉川弘文館 (p909-912)
- キーワード
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- 内国勧業博覧会(ナイコクカンギョウハクランカイ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000177921