レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/09/11
- 登録日時
- 2017/11/09 00:30
- 更新日時
- 2017/11/09 00:30
- 管理番号
- R1000171
- 質問
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解決
『日本後紀』の序文を書いたといわれる公家、大野人長について知りたい。
- 回答
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野島寿三郎編『公卿人名大事典』で大野家、大家を調べるが該当がなく、多(おおの)家で調べてみると記載がある。その出典となる、坂本太郎監修『日本古代氏族人名辞典』から調べると、多朝臣人長の記載がみつかる。大野人長ではなく、多朝臣人長のことと思われる。同書によると、多朝臣人長は、「八世紀後半-九世紀初めの官人・学者。大同三年(八〇八)正六位上から従五位下に叙せられた。弘仁三年(八一二)『日本書紀』の講書が行われ、参議の紀朝臣広浜、陰陽頭阿部朝臣真勝ら十余人が参加したが、散位従五位下の人長がその中心になって行なわれた。」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B10186921 公卿人名大事典 野島寿三郎/編 日外アソシエーツ 1994.7 281.035 4-8169-1244-4 (158P)
- B10142640 日本古代氏族人名辞典 坂本太郎/監修 吉川弘文館 1990.11 281.033 4-642-02243-0 (132P)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000224427