レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年12月17日
- 登録日時
- 2018/01/11 09:51
- 更新日時
- 2018/01/11 09:51
- 管理番号
- 岡崎-360
- 質問
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解決
昔の人は、なぜ幼名をつけたのか。
- 回答
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【資料1】項目「童名(どうみょう)」に「日本では、八世紀以前まで童名と成人名の区別はなかったが、九世紀初頭の嵯峨朝の時期に中国の命名法が移入された結果、誕生時につけた名をある時期に改めることが行われるようになった。・・・明治維新で戸籍制度が発足すると、出生時の名を改めることが困難となり、ここに童名の歴史は終りを告げる。」の記述あり。
参考文献より、【資料2】の「幼名」の章に、「幼少時は愛称がピタリ」「成年の日に捨てられる幼名」「愛児の成長をねがって」などの項目あり。
【資料3~5】にも、童名、幼名について記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210)
- 系譜.家史.皇室 (288)
- 参考資料
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国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 10. 吉川弘文館, 1989-09.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000074-I000046407-00 , ISBN 4642005102 (【資料1】p223) -
渡辺三男/著 , 渡辺三男. 日本の人名. 毎日新聞社, 1971.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I026007806-00 (【資料2】p69-79) -
奥富敬之 著 , 奥富, 敬之, 1936-2008. 苗字と名前を知る事典. 東京堂出版, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008435908-00 , ISBN 9784490107036 (【資料3】p195-197) -
坂田聡 著 , 坂田, 聡, 1953-. 苗字と名前の歴史. 吉川弘文館, 2006. (歴史文化ライブラリー ; 211)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008140739-00 , ISBN 4642056114 (【資料4】p10-18) -
大藤修 著 , 大藤, 修, 1948-. 日本人の姓・苗字・名前 : 人名に刻まれた歴史. 吉川弘文館, 2012. (歴史文化ライブラリー ; 353)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023929320-00 , ISBN 9784642057530 (【資料5】p71-80)
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国史大辞典編集委員会 編. 国史大辞典 10. 吉川弘文館, 1989-09.
- キーワード
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- 幼名
- 童名
- 元服
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000228131