レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年03月14日
- 登録日時
- 2017/03/14 18:24
- 更新日時
- 2017/04/08 15:04
- 管理番号
- 2017.4-01
- 質問
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解決
「荒城の月」のモデルはどこの城か?
- 回答
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福島大百科事典』p.314-315「この題を与えられたとき、第一に晩翠の頭に浮かんだのは会津若松の鶴ヶ城であった。」、「廉太郎は1900年(明治33)郷里、大分県竹田の岡城址の印象をもとにして完成した。」とある。『明治音楽史考』p.294-339「二.滝廉太郎とその頃」「「荒城の月」は…(中略)彼の作曲が当選したのである。思い出深い竹田の岡城址を偲びながら、彼は作曲したに相違ない。(中略)歌詞は若松城址を歌ったものだといふ。」とある。
- 回答プロセス
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■参考資料
『福島大百科事典』(福島民報社福島大百科事典発行本部/編集 福島民報社 1980年)p.314-315
■所蔵資料
『明治音楽史考』(遠藤 宏/著 有朋堂 1948年)p.294-339
『荒城の月 土井晩翠と滝廉太郎』(山田 野理夫/著 恒文社 1987年)p.321 晩翠の回想文の中に「この題を与えられて、まず第一に思い出したのは会津若松の鶴ヶ城であった。」との記述がある。
『子どもの歌を語る 唱歌と童謡』(山住 正己/著 岩波書店 1994年)p.94「滝廉太郎の仕事」の中に、「滝廉太郎が「荒城の月」の曲をつくるときに繰り返し思い浮かべたにちがいない岡城」との記述あり。
『岡藩:「荒城の月」旋律と京風町並み』(村上 貞徳/著 現代書館 2011年)p.53
『史料館研究紀要 第11号』(大分県立先哲史料館/編 大分県立先哲史料館 2006年)p.25「滝廉太郎と大分」
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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福島民報社福島大百科事典発行本部 編 , 福島民報社. 福島大百科事典. 福島民報社, 1980.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001589773-00 -
遠藤宏 著 , 遠藤宏. 明治音楽史考. 有朋堂, 1948.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I003896125-00 -
山田野理夫 著 , 山田, 野理夫, 1922-. 荒城の月 : 土井晩翠と滝廉太郎. 恒文社, 1987.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001897879-00 , ISBN 4770406614 -
山住正己 著 , 山住, 正己, 1931-2003. 子どもの歌を語る : 唱歌と童謡. 岩波書店, 1994. (岩波新書)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002363038-00 , ISBN 4004303524 -
村上貞徳 著 , 村上, 貞徳, 1951-2011. 岡藩 : 「荒城の月」旋律と京風町並み。中川氏が選択した豊饒の地は見事に華開く。. 現代書館, 2011. (シリーズ藩物語)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011151793-00 , ISBN 9784768471258 -
大分県立先哲史料館/編 , 大分県立先哲史料館. 〔大分県立先哲〕史料館研究紀要 第11号. 大分県立先哲史料館, 2006.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I034554862-00
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福島民報社福島大百科事典発行本部 編 , 福島民報社. 福島大百科事典. 福島民報社, 1980.
- キーワード
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- 荒城の月
- 城
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000211680