レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年01月22日
- 登録日時
- 2016/06/05 09:59
- 更新日時
- 2016/06/05 13:42
- 管理番号
- 相橋-H28-016
- 質問
-
解決
江戸時代の草双紙について文献を見たい。
『相模原市史』や『相模原の歴史と文化』に江戸の文化として記載のある仙客亭柏琳の作品『花吹雪縁棚』『星下梅花咲』『紫房文箱』を見たい。
- 回答
-
①と②の資料を貸出された。
- 回答プロセス
-
市内OPACでキーワード“草双紙”で検索した結果、次の資料が見つかった。
①『草双紙の世界』 木村八重子/著 ぺりかん社 2009 (相模大野図書館請求記号:913.57)
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2016/01/22 最終確認)でキーワード“仙客亭柏琳”で検索したところ、次のページがヒットした。
古典籍総合データベース(http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/search.php?cndbn=%90%E5%8Bq%92%E0+%94%90%97%D4 2016/01/22 最終確認)
『星下梅花咲』と『紫房紋の文箱』は上記のデータベースよりウェブ上で閲覧できる。
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2016/01/22 最終確認)でキーワード“はなふぶきえんのしがらみ”で検索したところ、次のページがヒットした。
九州大学文学部(http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/owners/syuusyuu_list/list_kyuudaibungaku.html 2016/01/22 最終確認)
『花雪吹縁柵』をウェブ上で閲覧できる。
仙客亭柏琳について調べるため、国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/ 2015// 最終確認)でキーワード“青本 年表”で検索した結果、次の資料が見つかった。
『新群書類従 第7』 国書刊行会/編 国書刊行会 1906 (国立国会図書館請求記号:081.5-Si467-K)
p432に仙客亭柏琳についての記述があり、「荒井氏通称金次郎、相州大磯に住す、柳亭種彦の門人なり。」とある。
人物に関する棚をブラウジングし、次の資料を見た。
『国書人名辞典 第3巻 せ-の』 堤精二/編 岩波書店 1996 (自館請求記号:R281)
p38に仙客亭柏琳について、年代、名号、経歴などの記述がある。
『講談社日本人名大辞典』 講談社 2001 (自館請求記号:R281)
仙客亭柏琳が相模国大磯の人物である旨の記述がある。
『角川日本姓氏歴史人物大辞典 14』 神奈川県姓氏家系大辞典編纂委員会/編著 角川書店 1993 (自館請求記号:R288)
p346に仙客亭柏琳の住まい、名、作品の出版などについての内容の記述がある。
市内OPACでキーワード“クサゾウシ”で検索した結果、次の資料が見つかった。
②『新日本古典文学大系 83』 岩波書店 1997 (自館請求記号:918)
草双紙の解説と、影印、翻字が載っている。
③『初期草双紙集』 叢の会/編 和泉書院 1993 (相模原市立図書館請求記号:913.5)
10編の影印と翻字を収録している。
④『江戸の化物』 アダム・カバット/著 岩波書店 2014 (相模原市立図書館請求記号:913.57)
草双紙に出てくる妖怪の魅力と変遷について書かれている。
④の資料と同じ著者の資料を見た。
⑤『ももんがあ対見越入道』 アダム・カバット/著 講談社 2006 (自館請求記号:913.57)
草双紙から妖怪の出てくるものを取り上げている。図版が多く掲載されている。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 小説.物語 (913)
- 参考資料
-
- 『草双紙の世界』 木村八重子/著 ぺりかん社 2009
- 『新日本古典文学大系 83』 岩波書店 1997
- 『初期草双紙集』 叢の会/編 和泉書院 1993
- 『江戸の化物』 アダム・カバット/著 岩波書店 2014
- 『ももんがあ対見越入道』 アダム・カバット/著 講談社 2006
- キーワード
-
- 仙客亭柏琳
- 花吹雪縁棚
- 星下梅花咲
- 紫房紋の文箱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査 所蔵機関調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000192963