レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/09/10
- 登録日時
- 2017/06/26 00:30
- 更新日時
- 2017/06/26 00:30
- 管理番号
- R1000145
- 質問
-
解決
西陣織と応仁の乱が関係があると聞いた。どのような関係なのか。
- 回答
-
伝統的工芸品産業振興協会編『平成18年度版 全国伝統的工芸品総覧』によると、西陣織の現在の産地が応仁の乱後に成立したとある。吉川弘文館発行『国史大辞典 10』にはその詳細として、応仁の乱の際、別の地域に逃れていた職人らが、戦後西陣に集まって織物生産を始めたことが記されている。西陣の名称の由来については遠藤元男・児玉幸多・宮本常一編『日本の名産事典』や平凡社発行『日本歴史地名大系 27 京都市の地名』を見ると、応仁の乱の際に西軍の山名宗全が本陣としていた場所に由来することが分かる。西陣は小学館発行『日本大百科全書 17』によると、「京都市上京区の今出川大宮を中心とし、ほぼ北は鞍馬口通、南は一条通、東は新町通、西は千本通に及ぶ地域の総称」とある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
-
- B10926670 全国伝統的工芸品総覧 平成18年度版 伝統的工芸品産業振興協会/編 同友館 2007.10 750.36 978-4-496-04349-9
- B10091380 国史大辞典 10 国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1989.9 210.033 4-642-00510-2
- B10005540 日本の名産事典 遠藤元男 東洋経済新報社 1977 602
- B10092001 日本歴史地名大系 27 京都市の地名 平凡社 1979 291.034
- B10173325 日本大百科全書 17 小学館 1994 031 4-09-526117-X
- 西陣web 西陣織工業組合 http://www.nishijin.or.jp/ 2016/9/10
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000217896