レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170714
- 登録日時
- 2018/01/24 00:30
- 更新日時
- 2018/01/24 00:30
- 管理番号
- 福参-1075
- 質問
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解決
昭和初期(昭和10年前後)に国内でどんな米が食べられていたか、産地や品種を知りたい。
- 回答
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参考資料1『戦前の銘柄・品種』を提供した。
- 回答プロセス
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1. 食料・農業に関する自館所蔵の統計・白書類を確認したが、昭和初期の情報は見当たらず、それ以降の年代でも産地・品種ごとの生産量は出ていなかった。
2. 米 稲 品種 銘柄 産地 等のキーワードで自館所蔵検索し、NDC611,616の書架をブラウジング。米の品種について書かれている資料をピックアップした。
以下の資料に産地・品種ごとの作付面積等が記載されていた。
参考資料1『戦前の銘柄・品種』(昭和12年産)
参考資料2『米穀の品種別作付面積および出回数量の推移』(昭和38年-42年産)
参考資料3『昭和58年産米穀の品種別作付状況』
参考資料4『米穀の品種別出回り状況 昭和58年産』
上記以外にも関連資料として以下の資料を紹介した。
参考資料5『米の事典』
→ 平成20年度と昭和21年以降の戦後から昭和の時代の主な普及品種の特徴について記載あり
参考資料6『日本の米』
→ 昭和50年代のコシヒカリとササニシキの生産と流通について記載あり
参考資料7『米の百年』
→ 明治~昭和初期の米の銘柄と流通について記載あり
なお、追加調査したところ、農林水産省図書館ホームページ「電子化図書一覧」(参考URL1)より、以下の資料にも産地別・品種別作付面積が掲載されていることが確認できたが、昭和初期の統計は見当たらなかった。
・『米穀の品種別作付状況』食糧庁編, 農林水産省総合食料局編(食糧庁, 農林水産省 年刊) 昭和36年産-平成17年産
※出版年次2004年以降の著者及び発行元は、農林水産省総合食料局編 農林水産省発行
・『国内産米銘柄の推移 昭和44年産~平成6年産』食糧庁 監修全国米麦改良協会編(全国米麦改良協会 1995)
・『食糧統計年報』 平成20年版 農林水産省総合食料局編(農林水産省 2010)
→ 「生産編 2.水稲の主要品種の作付け状況」に平成18-20年産の統計あり
- 事前調査事項
- NDC
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- 食用作物 (616 8版)
- 参考資料
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- 1 戦前の銘柄・品種 [全国産米改良協会/編] 全国産米改良協会 1962 616/21/S2
- 2 米穀の品種別作付面積および出回数量の推移 [全国米麦改良協会/編] 全国米麦改良協会 1969 615/3/S3
- 3 昭和58年産米穀の品種別作付状況 食糧庁長官官房調査課 1983.10 C/63/29
- 4 米穀の品種別出回り状況 昭和58年産 食糧庁長官官房調査課 1984.8 C/63/30
- 5 米の事典 石谷 孝佑/編 幸書房 2009.11 616/2/121 p.8-16
- 6 日本の米 降幡 賢一/著 中央公論社 1981.11 611/33/S20
- 7 米の百年 守田 志郎/著 御茶の水書房 1966 611/33/S5
- 1 農林水産省図書館「電子化図書一覧」 http://www.library.maff.go.jp/archive 2017.12.10 最終確認
- キーワード
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- 農業 米 稲
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000228967