レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2017/12/07 15:30
- 更新日時
- 2017/12/24 12:06
- 管理番号
- 2017.12-20
- 質問
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沖縄戦の戦没者のうち民間人の県別内訳が知りたい。
- 回答
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民間人のみのデータは見つけられなかったが、調査でわかった統計をいくつかお伝えした。
○インターネット情報
民間人・軍人が一緒になった戦没者の県別内訳のデータは沖縄県のホームページや沖縄県営平和祈念公園のホームページで閲覧可能。(’17.12.8現在)
・沖縄県ホームページ:「「平和の礎」刻銘者数」が、日本・外国、沖縄県内市町村別、都道府県別に掲載されている。
http://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/heiwadanjo/heiwa/7623.html
(同ホームページによると、刻銘対象者は「国籍を問わず、沖縄戦で亡くなったすべての人々とする。」となっている。
http://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/heiwadanjo/heiwa/6518.html )
・沖縄県営平和祈念公園ホームページ
平和祈念公園内の「平和の礎(いしじ)」についての解説と刻銘者数などの記述があり、
http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/shisetsu-ishigi.html
そこからクリックで「平成29年度 平和の礎 沖縄県市町村別、各都道府県別 刻銘者数一覧表 」が閲覧できる。
http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/photo/20160622104017.jpg
○図書
以下の本に、沖縄県の援護課が推定としてまとめた沖縄戦における戦死者数が載っている。
(沖縄県出身者に関しては、軍人・軍属と一般住民が区別された数字がある。
沖縄県外については「本土兵」(または「県外出身日本兵」)の数字があるが、県別ではない。)
『日本の空襲 9 沖縄』三省堂 1981年 p.9~10
『沖縄歴史地図 歴史編』宮城 栄昌/編 高宮 広衛/編 柏書房 1983年 p.32
『日本の敗戦 (岩波ブックレット シリーズ昭和史)』荒井 信一/[著] 岩波書店 1988年 p.22~23
- 回答プロセス
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○リサーチ・ナビの「国防に関する統計」の「3.戦争及び戦争被害」を参照した。
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-204110.php#war
そこに挙げられていた『日本の空襲 9 沖縄』に情報があった。
○インターネット検索で、沖縄県ホームページと沖縄県営平和祈念公園ホームページでの「「平和の礎」刻銘者数」の都道府県別の情報を確認した。
○「Google Books」で、ほかに参考になりそうな本を探した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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日本の空襲 9 沖縄. 三省堂, 1981.9.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001518594-00 -
宮城栄昌, 高宮広衛 編 , 宮城, 栄昌, 1907-1982 , 高宮, 広衛, 1928-. 沖縄歴史地図 歴史編. 柏書房, 1983.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001617466-00 -
荒井信一 [著] , 荒井, 信一, 1926-2017. 日本の敗戦. 岩波書店, 1988. (岩波ブックレット. シリーズ昭和史 ; no.8)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001938596-00 , ISBN 4000034383
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日本の空襲 9 沖縄. 三省堂, 1981.9.
- キーワード
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- 沖縄戦
- 戦没者
- 戦死者
- 民間人
- 県別
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000226025