レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/06/04
- 登録日時
- 2015/03/07 00:30
- 更新日時
- 2015/03/11 11:05
- 管理番号
- 6000020542
- 質問
-
未解決
ヨーロッパでは日本と違って比較的長期の休暇を取れる国が多いと聞くが、なぜかわかる本はあるか。
- 回答
-
ヨーロッパ各国の事情を網羅した資料は発見できず。フランスやドイツ、イギリスなど一部の国に関する資料はあり。日本と比較して長期の休暇取得を可能とする状況について、休暇制度、観光政策、社会保障、労使関係、福利厚生、交通政策、住宅事情、気候、気質、歴史的な経緯など多岐にわたって分析されている。『観光大国フランス ゆとりとバカンスの仕組み』(現代図書)が、フランスの例だが、特にこうした内容が詳しい。
『世界地誌シリーズ 3 EU』(朝倉書店)p62のコラム「ヴァカンスの誕生」には、フランス・ドイツの例を挙げ、貴族や富裕層のものであったヨーロッパのヴァカンスが、労働者階級に普及していったことを解説している。
また『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』(講談社)には「休暇がストレスのドイツ人、有休を取らない日本人」という章があり。病気を理由に休暇を取得しないことや、長期休暇時の代行システムの整備、他者の目を意識しない文化といったドイツの状況を解説している。
このほか、『休み方の知恵』(有斐閣)前半にフランス、ドイツを中心としたヨーロッパの休暇に関する記述があり。内容は網羅的だが、1991年刊のため、現在の状況と合わなくなっている可能性があることをお伝えし、参考までにご紹介した。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 観光事業 (689 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- ヨーロッパ(ヨーロッパ)
- 休暇(キュウカ)
- 労働(ロウドウ)
- 制度(セイド)
- ビジネス(ビジネス)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000168681