レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/07/28
- 登録日時
- 2011/07/31 02:00
- 更新日時
- 2011/07/31 02:00
- 管理番号
- 相-110004
- 質問
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解決
ラファエロ作の「聖体論議」(ヴァチカンの署名の間)で天使が持っている本は何か?
- 回答
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左から順にマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの各福音書(ラテン語版)で各々の冒頭部分が画中の本に記されている
- 回答プロセス
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(1)ラファエロの「聖体論議」が収録されている資料を当館OPACで検索。何点かあったが現物を確認したところ、天使が持っている本の文字まで確認できるのは『RAFFAELLO』美術出版社 1976刊 <723.7/18>常置 (11703493)のみ。
(2)『ラファエルロ』(世界美術全集7)集英社 1976刊 <720.8K/15/7> (11687928) p110にはこの絵の解説として「四福音書を開く四小童が描かれている」と記載あり。
(3)描かれている本の文字を見るとラテン語で表記されているようなので、当館OPACでラテン語の聖書を検索。ヒットした『Novum Testamentum Graece et Latine 』<193.5/B> (13276837)でマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの各福音書を確認すると、各々冒頭部分が画中の本に記されている文と一致した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 洋画 (723 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- ラファエロ
- ヴァチカン
- 聖体論議
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000089390