レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年4月11日
- 登録日時
- 2013/04/18 15:48
- 更新日時
- 2016/12/09 14:05
- 管理番号
- 2013-1
- 質問
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解決
大洲藩の藩士名簿はあるか。
系譜は掲載されているか。
大洲市立図書館所蔵の「藩臣家譜」とはどう違うのか
- 回答
-
当館所蔵の大洲藩の藩士名簿は次のとおり。
【資料1】
天文・寛保・延享・寛延・天明・文政期の名簿を収録。新谷藩も含んでいる。索引なし。系譜あり。
【資料2】
緒言(序文)に「此書文化年中大洲藩主加藤候ノ家臣ノ略歴を調査シタルモノト察セラル(略)」とあり。目次あり。系譜なし。
【資料3】
資料文中「士族分限記並卒名簿に就いて」によると廃藩直後の新制度による苗幕時代の「侍帳」或は「家臣録」と同様のものである」とあり。索引なし。系譜なし。
【資料4】
序文に「「大洲秘録」に収録されている家臣の検索のために編んだ(収載人員762名)」「ここに収録された加藤藩御家中は泰温の末期から泰衑の寛延4年頃までの幅において考えられる人々である」とあり。50音順に収録。系譜なし。
【資料5】
明治6年の禄高名簿。索引なし。系譜なし。
【資料6】
明治5~9年の職員履歴書。索引なし。系譜なし。
大洲市立図書館所蔵の「藩臣家譜」については所蔵していないため詳細は不明。
【資料7】に「文政期に集大成されたものと思われ、知行取を中心に276家、歴代1527人の記事が収録されている」とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 四国地方 (218 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『大洲秘録』(伊予史談会 1983年)<当館請求記号K241/16>
- 【資料2】『加藤家臣録』全4冊([文化年間か] 書写資料 書写年不明)<当館請求記号請求記号K287/42>
- 【資料3】『士族分限記並卒名簿』([大洲藩明治初(1868)年] 出版者不明 1936年頃)<当館請求記号K284/5>
- 【資料4】『大洲秘録家臣名鑑』([桜井久次郎]発行 1957年)<当館請求記号ヤマK21/218>
- 【資料5】『禄高帳(旧大洲県・宇和島県)』(神山県編 明治6(1873)年)<愛媛県行政資料M02-22-1>
- 【資料6】『卒調帳(旧大洲藩)』6冊(明治5~9(1872~1876)年)<愛媛県行政資料M05-7-79~84>
- 【資料7】 東昇/〔著〕「大洲藩加藤家の家臣団形成 文政「藩臣家譜」を素材に」『伊予史談』327号(平成14年10月 伊予史談会 2002年)<当館請求記号K200/1>
- キーワード
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- 大洲藩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000130590