資料①には「データベース管理システム(DBMS:DataBase Management System)は,ユーザーがデータベースを操作する(問い合わせなど)ための言語を用意しています。これをデータベース言語といいます。SQLはリレーショナルデータベース用の標準的なデータベース言語です。SQLはもともとはStructured Query Language(構造化照会言語)の略ですが,現在では”SQL”という用語として使われています。SQLは標準化(ISO規格)されているので,その標準用法を勉強すると,どのSQL製品を使う場合にも,同じ記述で基本的な操作を行うことができます。ただし製品によって,標準規格から拡張されている部分があり,それについては個別に覚える必要があります。」とある。資料②には,「「SQL」は「Structured Query Language」という意味から成立した名称です。ユーザーがデータベースに「問い合わせ」(Query,クエリ)するための言語(Language)です。」とあり,「IBMによって,リレーショナル・データベースが実装されるにあたり,これを使うための言語としてSQLも開発されました。のち,多くの企業や研究機関,コミュニティなどがリレーショナル・データベースを開発するにあたって,SQLも採用されました。そこで,「SQLを用いてリレーショナル・データベースを操作する」というのが,世界でもっとも普通の「データベース生活」の姿になっているのです。SQLは「ANSI](米国規格協会),「ISO](国際標準化機構)などの標準化団体によって,「SQL92」「SQL99」など,随時標準化されています。」とある。