レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月05日
- 登録日時
- 2013/07/05 20:59
- 更新日時
- 2013/07/05 21:03
- 管理番号
- 20130705-9
- 質問
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解決
不空羂索観音について知りたい。
- 回答
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不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん) Yahoo!百科事典[日本大百科全書(小学館)]
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%B8%8D%E7%A9%BA%E7%BE%82%E7%B4%A2%E8%A6%B3%E9%9F%B3/(2013/07/05確認)
六観音の一つ。「ふくうけんさくかんのん」とも読む。羂は網、索は魚の釣り糸のことで、網を張って鳥をとらえ、糸を垂れて魚を釣るように、人々を救って余すところがないという誓いが正しいので不空という。この観音を拝むと病や水火の難を逃れるなど20種の利益(りやく)があるといい、奈良時代はとくにその信仰が盛んであった。・・・
不空羂索観音 【ふくうけんじゃくかんのん】 コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E4%B8%8D%E7%A9%BA%E7%BE%82%E7%B4%A2%E8%A6%B3%E9%9F%B3 (2013/07/05確認)
世界大百科事典 第2版ふくうけんじゃくかんのん【不空羂索観音】サンスクリット名アモーガパーシャAmoghapāśaの訳。〈ふくうけんさく〉とも読む。変化観音の一つで,天台宗では六観音の一つに数える(真言宗では不空羂索にかえて准胝(じゆんてい)を数える)。衆生の煩悩を羂索をもって,もらさず済度する悲願を立てた観音である。〈不空羂索神変真言経〉に説かれ,変化観音の中では早く成立し,インドに多くの作例が見いだされる。・・・
ふくうけんさくかんのん【不空羂索観音】 国史大辞典
梵語amoghapāśa
別に不空広大明王観世音菩薩などとも称される。尊名の不空は心願不空つまり衆生が正しく心に願うことは、かならず満足せしめる意味で、手に持つ羂索は、一切を愛護し引接する慈悲を具体的に表現したものである。六観音の一つで、特にこの観音の功徳は現世で二十種の利益があり、そして一生の大事である臨終に際して八種の安心を得ることができると説かれている。わが国ではすでに八世紀の中ごろその信仰が行われていた。形姿は三目一面四臂像から三目十一面三十二臂のものまで、馬頭観音と同じく多種類が伝えられているが、現存する作例では絵画彫刻ともに三目一面八臂に優れたものが多い。・・・
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏像 (718 9版)
- 仏教 (180 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 不空羂索観音
- 『不空羂索陀羅尼自在王呪経』巻上成就画像幀法
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000133343