レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年09月02日
- 登録日時
- 2014/05/14 13:14
- 更新日時
- 2014/07/29 15:37
- 管理番号
- 埼久-2014-018
- 質問
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解決
茶道の釜で、大西釜の本があるか(京都三条で古くからあり、有名とのこと)。大西家代々の特徴と裏書きが知りたい。
- 回答
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『茶の湯の釜』(大西清右衛門著 淡交社 2004)
「第二章 大西家の歴代と作風」カラー図版あり。
「大西家歴代の称号・代表作・落款」六代から十五代の木蓋のサインのような小さな写真あり。
- 回答プロセス
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NDC分類〈791.5〉の書架を調べる。
『図解茶道具事典』(雄山閣 1996)
大西家の数人の人物の略歴あり。
『角川茶道大事典 本編』(角川書店 林屋辰三郎〔ほか〕編 1990)
「大西家」の項に、「初代浄林より現住所京都市中京区三条通り(中略)に居を構え、十五代大西清右衛門に至るまで釜師として活躍している。」とある。初代から十四代までの人物の略歴の記述あり。
『茶道大辞典 新版』(筒井紘一編 淡交社 2010)
「大西家」の項に、初代から十六代(当代)の略歴あり。また「大西家歴代の作品」13点小さなカラー写真あり。
自館目録を〈茶の湯 & カマ〉で検索する。
『茶道具の世界 8 釜』(池田巖編 淡交社 2000)
p108 大西清右衛門美術館蔵「鶴文釜」あり。
《国会図サーチ》を〈大西清右衛門〉で検索する。(http://iss.ndl.go.jp/books?op_id=1&any=%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B8%85%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80&display=&ar=4e1f 国会図 2014/07/29最終確認)
検索結果のうち、自館所蔵資料を調べる。
『釜・香合(茶の湯案内シリーズ5)』(主婦の友社 1985)
p22-49に12点のカラー図版とその解説あり。
「大西清右衛門美術館開館にあたって」(『茶道雑誌 1999年2月』p26-30,カラー図版p1-5 河原書店 1999)
「〈大西清右衛門美術館 開館1周年記念特別展〉京都釜座大西家歴代-茶の湯釜作り400年の歴史と文化」(『茶道雑誌 1999年10月』p42-47,カラー図版p16-19 河原書店 1999)
「〈大西清右衛門美術館 春の企画展〉浄林・浄清とその時代」(『茶道雑誌 2001年4月』p43-49,図巻頭p16-19 河原書店 2001)
「新市中の山居(20)大西清右衛門美術館の茶室」(『茶道雑誌 2001年7月』p97-100 河原書店 2001)
「〈大西清右衛門美術館 開館5周年記念特別展〉 大西家歴代」(『茶道雑誌 2003年11月』p34-42,カラー図版p12-15 河原書店 2003)
「特集 釜師・大西家-精緻な技と朽ちの美」(『淡交 2005年2月』p16-38 淡交社 2005)
「大西清右衛門美術館 茶の湯釜の室町から現代まで」(『茶道雑誌 2005年5月』p34-40,カラー図版p12-15 河原書店 2005)
「釜師・大西清右衛門さん 400年以上続く釜師を継承する(ギャラリスト・松尾恵さんが案内する京都でつくり、暮らす人々)」(『美術手帖 2008年6月』p76-79 美術出版社 2008)
「大西浄雪と奥平了保」(『淡交 2009年7月』p30-37,カラー図版p22-23 淡交社 2009)
《Google》を〈大西釜〉で検索する。
《Wikipedia 大西清右衛門》(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B8%85%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80 ウィキペディア財団 2012/08/31最終確認)
そのうち参考図書として紹介されている『茶の湯の釜』を調べる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 茶道 (791 9版)
- 参考資料
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- 『茶の湯の釜』(大西清右衛門著 淡交社 2004) , ISBN 4-473-03143-8
- キーワード
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- 茶道
- 大西 清右衛門(オオニシ セイエモン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000153211