レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004/07/14
- 登録日時
- 2006/04/21 02:10
- 更新日時
- 2006/04/21 02:10
- 管理番号
- TCL01-0078
- 質問
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解決
砂川太織りに関する資料を探している。
- 回答
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『村山町史』(村山町史編纂委員会 村山町教育委員会 1968)を見たいとのことで、同書を提供。他に『多摩のあゆみ 106 多摩の養蚕・織物』(たましん歴史・美術館歴史資料室編 たましん地域文化財団 2002)に、鈴木芳行の論文「近代の村山織物」があり、砂川太織りについてふれられている。これを提供する。『自由時間 2号』(つむぐの会 2004)掲載の「ついに出会った幻の砂川太織り」によると、大正5年頃に織られたと見られる砂川太織りの布地を発見したとのことである。同論考によると、「砂川太織りは砂川地方、西多摩の一部で、江戸時代から明治時代に盛んに織られたもので、あの村山大島紬の基礎になった織物だった」とのことである(参考文献『村山織物史』)。 またこの論考の中で、『多摩の人物史』 (倉間勝義編 武蔵野郷土史刊行会 1977)中の、「砂川東作の妻-重- 砂川太織りの発明者。文政元年(1818)没年不明。砂川村の農家の嫁であったが機織りに精をだし、常に研究を重ねてきた。文政の頃、同村の宮崎若狭の妻、延と共同研究をして織り始めたのが砂川太織りである。」という文章を紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『つむぐ 1号~5号合本』(立川・女の暮らし聞き書きの会 1987)に掲載された砂川太織りに関する論考 および、 『村山織物史』は既に入手済み。
- NDC
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- 染織工芸 (753 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 織物 染織
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000028414