レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年6月10日
- 登録日時
- 2014/07/09 13:45
- 更新日時
- 2014/12/25 12:06
- 管理番号
- 中央-1-00773
- 質問
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解決
陰陽家 賀茂光栄(かものみつよし)が、安倍晴明を疎んじていたことを記してある資料はあるか。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
・『陰陽道の発見』 山下 克明/著 日本放送出版協会 2010.6
p196~ 賀茂氏と安倍氏
両家の関係が書かれている。
・『安倍晴明 陰陽の達者なり』 斎藤 英喜/著 ミネルヴァ書房 2004.10
p167 光栄との競合
p169 5行目 晴明が、師匠の保憲は、自分を重んじていたと述べると、光栄は、いや自分こそが愛弟子であったと主張する。(略)二人のあいだにつねに緊張した術者どうしの対立があったことが想像されよう。
との記述あり。
・『<安倍晴明>の文化学』 斎藤 英喜/編 新紀元社 2002.12
p124 6行目 光栄は保憲が陰陽の家を子である自分だけに伝えるのではなく、天文・歴道に分け、一方を安倍晴明に伝えられたことにこだわり続けていたらしいのだ。
との記述あり。
・『陰陽師列伝』 志村 有弘/著 学研 2000.9
p104~110 賀茂光栄
二人の対立について書かれている。
・『安倍晴明&陰陽師大全』 ねこはまなおう/編集・執筆 光栄 1999.9
p60 賀茂光栄
父の保憲が弟子の晴明に天文道を譲ったため、光栄は歴道のみを継承することになる。そのことにより、光栄が晴明をライバル視していたことが『続古事談』に記されているが、真偽は定かでない。との記述あり。
・『群書類従 第27輯 雑部』 塙 保己一/編纂 続群書類従完成会 1980
p628~663 続古事談
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 相法.易占 (148)
- 参考資料
- キーワード
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- 賀茂光栄
- かものみつよし
- 安倍晴明
- あべのせいめい
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000155761