レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年03月07日
- 登録日時
- 2017/04/08 16:56
- 更新日時
- 2017/04/13 15:55
- 管理番号
- 県立長野-17-004
- 質問
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解決
昭和18年5月に長野県内で発行された新聞紙面を可能な限り確認したい。
県立長野図書館で所蔵しているものはどのようなものがあるか。
- 回答
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『長野県史 通史編3』長野県/編 長野県史刊行会 当館図書請求記号【N209/11-4/9】468から472ページ、『長野県百科事典 補訂版』信濃毎日新聞社/編・発行 1981年 【N030/2】416ページなどによると、営利を目的としない村報・時報・青年団報の多くは昭和15年にほとんど廃刊し、営業紙についても、昭和17年5月の新聞統合(昭和14年8月に続く第2次)で、県下の新聞は『信濃毎日新聞』に統合された。
『朝日新聞』ほかの全国紙(の長野版)は、1945年4月に『信濃毎日新聞』と持ち分を統合し、完全に県内1紙になった。
当館所蔵の18年5月発行の新聞は以下のとおり。
・『朝日新聞』原紙は大阪本社発行のもので、長野版のページはない。(県内では飯田市立中央図書館が東京本社発行の『朝日新聞』を原紙を所蔵しており、長野版が収録されていることを電話で確認したが、欠号や切取りがあるとのこと。)
・『信濃毎日新聞』は「信濃毎日新聞データベース」で閲覧可能。
・『毎日新聞』と『読売新聞』の長野版はマイクロフィルムを所蔵。
- 回答プロセス
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1 新聞の発行状況(統合)について『長野県史』、『長野県百科事典』で確認。当時の県内紙は『信濃毎日新聞』だけであることがわかる。
2 当館の所蔵を確認。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (071)
- 参考資料
- キーワード
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- 新聞
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000214600