レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/10/29
- 登録日時
- 2014/12/17 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:36
- 管理番号
- M14110816269235
- 質問
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包丁をダイヤモンドシャープナーで研ぐとなぜ切れ味がよくなるのか。そのしくみについて知りたい。
- 回答
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ダイヤモンドシャープナーが掲載された本を直接見つけることはできなかったが、『包丁大全』には、一般的な包丁研ぎ器「簡易シャープナー」のしくみと使い方が写真とともに掲載されている。「研ぎ口に包丁やナイフの刃体を垂直に入れ、前後に押し引きするだけで、刃先がリフレッシュされる。」とあり、シャープナーの砥石には、スチール、カーボン、ダイヤモンド、セラミックなどの素材が使われていると記載がある。砥石で刃物を研ぐしくみについては、同書の「包丁を研ぐ」という項目の中で、写真付きで詳しく紹介されている。
また、『砥石と包丁の技法』にも、「刃物が砥石で研げるわけ」という項目に研ぎのしくみについて記載があった。
次に、ダイヤモンド砥石の特徴については、『包丁と砥石』、『包丁と砥石大全』の中に記載がある。『包丁と砥石』によると、ダイヤモンド砥石は、「非常に硬度が高い。そのため研ぎ減らず、研削力がある」と紹介されており、『包丁と砥石大全』の中では、包丁研ぎの「面直し」にダイヤモンド砥石が使われると紹介されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 金属製品 (581 9版)
- 参考資料
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『包丁大全』 ワールドフォトプレス,2012,124p. 参照はp.100-103,p.108.
築地正本『砥石と包丁の技法』 誠文堂新光社,2010,159p. 参照はp.148.
『包丁と砥石』 柴田書店,1999,111p. 参照はp.101.
日本研ぎ文化振興協会『包丁と砥石大全』 誠文堂新光社,2014,159p. 参照はp.116-123.
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『包丁大全』 ワールドフォトプレス,2012,124p. 参照はp.100-103,p.108.
- キーワード
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- 砥石
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2014110816213669235
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000164714